1 | 医薬品の安全性と個別化医療 | 福本 真理子
| 9月9日 | 医薬品の安全性を守る薬剤師の役割について説明できる。患者の遺伝的素因、年齢的要因(新生児、高齢者、他)、生理的要因(性差、妊娠)、臓器機能低下や合併症を考慮して、有害作用を評価して、その防止や対処する方法が提案できる。 |
2 | 薬物による臓器別障害とその対策(1) | 福本 真理子
| 9月16日 | 注意すべき臓器別障害の分類とその対策、肝障害および腎障害を引き起こす薬物、機序、症状、検査値の異常および対策について説明できる。代謝・内分泌障害(代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、尿崩症、SIADH、他)の特徴と対策を列挙できる。 |
3 | 薬物による臓器別障害とその対策(2) | 友田 吉則
| 9月23日 | 呼吸器・循環器障害(間質性肺炎、肺線維症、心室性不整脈、他)の特徴と対策を列挙できる。消化器障害(偽膜性大腸炎、他)の特徴と対策を列挙できる。 |
4 | 薬物による臓器別障害とその対策(3) | 福本 真理子
| 9月30日 | 骨・骨格筋障害(横紋筋融解症、骨粗しょう症、他)および神経・精神障害(悪性症候群、錐体外路障害、意識障害、痙攣、他)の特徴と対策を列挙できる。 |
5 | 薬物による臓器別障害とその対策(4) | 福本 真理子
| 10月7日 | 造血器障害(溶血性貧血、再生不良性貧血、巨赤芽球症、他)の特徴と対策を列挙できる。 |
6 | 薬物による臓器別障害とその対策(5) | 福本 真理子
| 10月14日 | 皮膚・粘膜・感覚器障害(中毒性表皮壊死症、Stevens-Johnson症候群、口内炎、味覚・聴覚・視覚・臭覚障害、他)の特徴と対策を列挙できる。 |
7 | 家庭内で起こる中毒事故と中毒情報センターの役割 | 黒木 由美子
| 10月28日 | 急性中毒の現状、中毒情報センターの役割、家庭内で起こる中毒事故とその防止方法、誤飲と誤嚥の違いについて説明できる。 |
8 | 日本における救急医療体制と救命救急センターの現状 | 相馬 一亥
| 11月11日 | 日本の救急医療体制と救命救急センターにおける救急医療の現状について説明できる。救急医療で用いられる医薬品の種類、適応、使用方法について説明できる。 |
9 | 特に注意すべき薬物群の副作用 | 福本 真理子
| 11月18日 | 抗生物質・化学療法剤に特徴的な副作用と対策を説明できる。抗癌剤に特徴的な副作用と対策、細胞毒性を有する医薬品の取り扱い方、二次性発癌について説明できる。 |
10 | 急性中毒の標準治療と解毒薬・拮抗薬 | 福本 真理子
| 11月25日 | 中毒の標準治療(消化管除染、血液浄化法、強制利尿)および急性中毒や過量摂取に用いられる代表的な解毒薬・拮抗薬の種類、作用機序、使用方法、入手方法について説明できる。 |
11 | 薬物乱用と依存性薬物 | 福本 真理子
| 12月2日 | 薬物乱用の現状やその防止のための規制や対策、指定薬物制度、包括指定について説明できる。向精神薬・麻薬・覚醒剤、大麻、幻覚剤、合成麻薬、有機溶剤、危険ドラッグなどの代表的な依存性薬物の毒性、症状、鑑別法について説明できる。 |