Web Syllabus(講義概要)
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科目名:衛生化学Ⅱ
英文名:Hygienic Chemistry Ⅱ
科目概要:薬・創薬, 3年, 後期, 必修, 1単位
A, B, C, D, S, 金曜日4時限, 2202大講義室
科目責任者:今井 浩孝 (衛生化学・教授)
担当者:今井 浩孝 (衛生化学・教授), 福本 真理子 (中毒学・准教授), 熊谷 剛 (臨床薬学研究部門・講師)
備考:NR養成講座対応科目 
健康食品管理士養成講座対応科目 

授業の目的

 健康を維持するため摂取する食品の効用、安全性について理解するために、健康に係わるミネラル、保健機能食品、遺伝子操作食品、食品の変質、添加物、汚染物質、有毒成分などについて基本的な知識を修得する。さらに、日常生活において適正な栄養摂取量を考える上で必要なエネルギー代謝、エネルギー必要量の概念、我が国の食事摂取基準について理解する。

教育内容

教育方法

講義内容

No.講義項目担当者開講日到達目標・学習方法・内容
1薬物乱用と依存性薬物福本 真理子
9月9日薬物乱用の現状、その防止のための規制や対策、代表的な依存性薬物について説明できる。
2エネルギー代謝 基礎代謝量 健康日本21 食事摂取基準〔2015年版〕今井 浩孝
9月16日栄養素の利用エネルギー、呼吸商、基礎代謝量、推定エネルギー必要量について説明できる。健康日本21および日本人の栄養摂取の現状を理解し、日本人の食事摂取基準を概説できる。
3新食品表示法 アレルギー物質の表示、遺伝子組換え食品 栄養機能食品 特定保健用食品 食品安全基本法 HACCP今井 浩孝
9月23日食品安全基本法と食品安全委員会の役割、HACCPについて説明できる。新食品表示法、賞味期限、消費期限、アレルギー物資の表示、遺伝子組換え食品、栄養機能食品および特定保健用食品について説明できる。
4食品衛生法、食品添加物今井 浩孝
9月30日食品衛生法について説明できる。食品添加物の安全性、分類、用途について説明できる。
5無機化合物による食品汚染および食品中の発がん物質今井 浩孝
10月7日無機化合物による食品汚染が原因となる疾患および食品中の発ガン物質について説明できる。
6有機化学物質による食品汚染 化審法今井 浩孝
10月14日有機化学物質による食品汚染について説明できる。化審法、内分泌攪乱物質について説明できる。
7農薬による食品汚染 ポジティブリスト制度今井 浩孝
10月28日農薬の種類、作用機序および残留農薬基準(ポジティブリスト制度)について説明できる。
8ミネラル熊谷 剛
11月11日準主要元素、必須微量元素を列挙し、体内分布、生理作用について説明できる。
9食品の変質熊谷 剛
11月18日腐敗、腐敗アミン、アレルギー様食中毒、脂質の変質の機構を説明できる。代表的な褐変現象の機構および脂質の変質試験法について概説できる。
10細菌性食中毒熊谷 剛
11月25日経口感染症の概要を説明できる。代表的な細菌性、ウイルス性食中毒の原因菌、感染源、中毒症状、特徴について説明できる。
11自然毒による食中毒熊谷 剛
12月2日動物性、植物性、カビによる食中毒を列挙し、原因食品、原因毒性成分、中毒機構について説明できる。
No. 1
講義項目
薬物乱用と依存性薬物
担当者
福本 真理子
開講日
2016-09-09
到達目標・学習方法・内容
薬物乱用の現状、その防止のための規制や対策、代表的な依存性薬物について説明できる。
No. 2
講義項目
エネルギー代謝 基礎代謝量 健康日本21 食事摂取基準〔2015年版〕
担当者
今井 浩孝
開講日
2016-09-16
到達目標・学習方法・内容
栄養素の利用エネルギー、呼吸商、基礎代謝量、推定エネルギー必要量について説明できる。健康日本21および日本人の栄養摂取の現状を理解し、日本人の食事摂取基準を概説できる。
No. 3
講義項目
新食品表示法 アレルギー物質の表示、遺伝子組換え食品 栄養機能食品 特定保健用食品 食品安全基本法 HACCP
担当者
今井 浩孝
開講日
2016-09-23
到達目標・学習方法・内容
食品安全基本法と食品安全委員会の役割、HACCPについて説明できる。新食品表示法、賞味期限、消費期限、アレルギー物資の表示、遺伝子組換え食品、栄養機能食品および特定保健用食品について説明できる。
No. 4
講義項目
食品衛生法、食品添加物
担当者
今井 浩孝
開講日
2016-09-30
到達目標・学習方法・内容
食品衛生法について説明できる。食品添加物の安全性、分類、用途について説明できる。
No. 5
講義項目
無機化合物による食品汚染および食品中の発がん物質
担当者
今井 浩孝
開講日
2016-10-07
到達目標・学習方法・内容
無機化合物による食品汚染が原因となる疾患および食品中の発ガン物質について説明できる。
No. 6
講義項目
有機化学物質による食品汚染 化審法
担当者
今井 浩孝
開講日
2016-10-14
到達目標・学習方法・内容
有機化学物質による食品汚染について説明できる。化審法、内分泌攪乱物質について説明できる。
No. 7
講義項目
農薬による食品汚染 ポジティブリスト制度
担当者
今井 浩孝
開講日
2016-10-28
到達目標・学習方法・内容
農薬の種類、作用機序および残留農薬基準(ポジティブリスト制度)について説明できる。
No. 8
講義項目
ミネラル
担当者
熊谷 剛
開講日
2016-11-11
到達目標・学習方法・内容
準主要元素、必須微量元素を列挙し、体内分布、生理作用について説明できる。
No. 9
講義項目
食品の変質
担当者
熊谷 剛
開講日
2016-11-18
到達目標・学習方法・内容
腐敗、腐敗アミン、アレルギー様食中毒、脂質の変質の機構を説明できる。代表的な褐変現象の機構および脂質の変質試験法について概説できる。
No. 10
講義項目
細菌性食中毒
担当者
熊谷 剛
開講日
2016-11-25
到達目標・学習方法・内容
経口感染症の概要を説明できる。代表的な細菌性、ウイルス性食中毒の原因菌、感染源、中毒症状、特徴について説明できる。
No. 11
講義項目
自然毒による食中毒
担当者
熊谷 剛
開講日
2016-12-02
到達目標・学習方法・内容
動物性、植物性、カビによる食中毒を列挙し、原因食品、原因毒性成分、中毒機構について説明できる。

評価方法

定期試験 講義プリントの内容から記述式の問題を解き、講義の理解度を評価する。
授業 
その他 

学生へのメッセージ

準備学習(予習・復習)・その他

1 講義プリントを中心に授業を進める。授業内容の予習を参考書等を用いて行う。講義後に国試関連問題を解くことにより理解度を確認する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書プリント配布 
参考書コンパス 衛生薬学佐藤雅彦 等編集 今井浩孝 共著南江堂
教科書
署名
プリント配布
著者・編者
 
発行所
参考書
署名
コンパス 衛生薬学
著者・編者
佐藤雅彦 等編集 今井浩孝 共著
発行所
南江堂