Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
科目名:臨床化学実習
英文名:Practice in Clinical Chemistry
科目概要:薬, 6年, 前期, 自由, 1単位
A, B, C, D, 土曜日1・2・3・4・5限, 3604実習室
科目責任者:喜来 望 (学習支援室・講師)
担当者:喜来 望 (学習支援室・講師), 矢野 康次 (生体制御学・助教), 小川 善資 (非常勤教員)
備考:臨床検査技師養成科目 
〔科目ナンバリング:PP304-CP06〕

授業の目的

臨床検査の意義と目的を周知し、患者の心理・生理状態に配慮した検査が実施できるようになるために、また、生体からの試料の採取、取り扱い、管理などを科学的知見と倫理的配慮に基づいて適正に実施できるようになるために、諸検査の方法に関して実践的に体得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①④に関連する。

教育内容

実験を通じて、臨床化学において必要な考え方を習得する。

教育方法

実習書や配布資料を用いて方法を説明したのち、実験を行う。

実習内容

No.実習項目担当者到達目標・学習方法・内容SBO
1測定法の組み立て方小川 善資
喜来 望
矢野 康次
測定精度の設定法、分析法の組み立て方についてSOPに従って述べることができる。
2試薬調整矢野 康次
喜来 望
主要な検査試薬の調製を行い、精度リスク等について実際に述べることができる。
(Tris-HCI 緩衝液、乳酸デヒトロゲナーゼ)
3AST 活性測定試薬調整矢野 康次
喜来 望
主要な酵素活性測定法に必要なAST 活性測定試薬の調製を行い、検査の正確さや精度を確保するための要点について列挙できる。
4酵素活性測定矢野 康次
喜来 望
実際に酵素を用いた定量に取り組み、検査の正確さや精度を確保するための要点について列挙できる。
5測定法の組み立て方小川 善資
喜来 望
矢野 康次
測定精度の設定法、分析法の組み立て方についてSOPに従って述べることができる。
6過酸化水素定量法矢野 康次
喜来 望
オキシターゼを用いた定量法の目的、方法の要点、精度限界、検出リスクなどについて概説できる。
7グルコース定量試薬調整矢野 康次
喜来 望
血液中のグルコース定量法について、目的、方法の要点、精度限界、検出リスクなどについて概説できる。
8グルコースの測定矢野 康次
喜来 望
実際にグルコースの定量に取り組み、検査の正確さや精度を確保するための要点について列挙できる。
9尿検査法矢野 康次
喜来 望
尿糖、尿タンパク、ケトン体など尿中の物質から得られる生体情報の意義を理解し、個別の情報が生体機能や病態とどのようにかかわるかについて概説できる。
10検査における干渉物質小川 善資
矢野 康次
喜来 望
生体サンプルを用いて体外検査を行う場合の干渉物質の問題について理解し、その管理のあらましについて説明できる。
11演習①小川 善資
喜来 望
矢野 康次
血液中の酵素活性検査の全体像についてまとめ、演習を通して問題解決能力を身に着ける。
12演習②小川 善資
喜来 望
矢野 康次
グルコース測定など、酵素を用いた定性定量の方法の概要及び検査上の留意点などをまとめ、演習を行う。
No. 1
実習項目
測定法の組み立て方
担当者
小川 善資
喜来 望
矢野 康次
到達目標・学習方法・内容
測定精度の設定法、分析法の組み立て方についてSOPに従って述べることができる。
SBO
該当なし
No. 2
実習項目
試薬調整
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
主要な検査試薬の調製を行い、精度リスク等について実際に述べることができる。
(Tris-HCI 緩衝液、乳酸デヒトロゲナーゼ)
SBO
該当なし
No. 3
実習項目
AST 活性測定試薬調整
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
主要な酵素活性測定法に必要なAST 活性測定試薬の調製を行い、検査の正確さや精度を確保するための要点について列挙できる。
SBO
該当なし
No. 4
実習項目
酵素活性測定
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
実際に酵素を用いた定量に取り組み、検査の正確さや精度を確保するための要点について列挙できる。
SBO
該当なし
No. 5
実習項目
測定法の組み立て方
担当者
小川 善資
喜来 望
矢野 康次
到達目標・学習方法・内容
測定精度の設定法、分析法の組み立て方についてSOPに従って述べることができる。
SBO
該当なし
No. 6
実習項目
過酸化水素定量法
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
オキシターゼを用いた定量法の目的、方法の要点、精度限界、検出リスクなどについて概説できる。
SBO
該当なし
No. 7
実習項目
グルコース定量試薬調整
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
血液中のグルコース定量法について、目的、方法の要点、精度限界、検出リスクなどについて概説できる。
SBO
該当なし
No. 8
実習項目
グルコースの測定
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
実際にグルコースの定量に取り組み、検査の正確さや精度を確保するための要点について列挙できる。
SBO
該当なし
No. 9
実習項目
尿検査法
担当者
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
尿糖、尿タンパク、ケトン体など尿中の物質から得られる生体情報の意義を理解し、個別の情報が生体機能や病態とどのようにかかわるかについて概説できる。
SBO
該当なし
No. 10
実習項目
検査における干渉物質
担当者
小川 善資
矢野 康次
喜来 望
到達目標・学習方法・内容
生体サンプルを用いて体外検査を行う場合の干渉物質の問題について理解し、その管理のあらましについて説明できる。
SBO
該当なし
No. 11
実習項目
演習①
担当者
小川 善資
喜来 望
矢野 康次
到達目標・学習方法・内容
血液中の酵素活性検査の全体像についてまとめ、演習を通して問題解決能力を身に着ける。
SBO
該当なし
No. 12
実習項目
演習②
担当者
小川 善資
喜来 望
矢野 康次
到達目標・学習方法・内容
グルコース測定など、酵素を用いた定性定量の方法の概要及び検査上の留意点などをまとめ、演習を行う。
SBO
該当なし

評価方法

定期試験実施しない。
授業 
その他レポート(70%)、問題解析&討議(30%)にて評価する。欠席は減点の対象となる。

学生へのメッセージ

臨床化学は、薬学にとって馴染み深い領域でもあります。生体成分を測定・評価・分析し、治療のチャートとして利用できる視点と、科学的適正性をもって検査を行うバックボーンを形成してください。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習の時間:- 時間】
2事前に提示された学習内容・又はキーワードについて、調査の上、ノートを作成する。
区切りのところで、問題解析等を課す場合があるので、十分に解析し、ノートを作成する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書適宜資料配布  
参考書標準臨床検査学 臨床化学前川真人医学書院
参考書臨床検査学実習書シリーズ
臨床化学検査学 実習書
監修:日本臨床検査学教育協議会
編著:大西英文、狩野元成
医歯薬出版
教科書
署名
適宜資料配布
著者・編者
 
発行所
 
参考書
署名
標準臨床検査学 臨床化学
著者・編者
前川真人
発行所
医学書院
参考書
署名
臨床検査学実習書シリーズ
臨床化学検査学 実習書
著者・編者
監修:日本臨床検査学教育協議会
編著:大西英文、狩野元成
発行所
医歯薬出版