科目名 | : | 漢方調剤薬局実務演習 |
---|---|---|
英文名 | : | Kampo Pharmacy Experience |
科目概要 | : | 薬, 6年, 前期, 自由, 1単位 A, B, C, D, 月~金曜日1・2・3・4・5限 |
科目責任者 | : | 小林 義典 (生薬学・教授 ※) |
担当者 | : | 小林 義典 (生薬学・教授 ※), 白畑 辰弥 (生薬学・准教授), 緒方 千秋 (漢方鍼灸治療センター ※), 高際 麻奈未 (漢方鍼灸治療センター ※), 室生 真千子 (漢方鍼灸治療センター ※), 三澤 心 (漢方鍼灸治療センター ※), 佐橋 佳郎 (漢方鍼灸治療センター※), 水崎 晴奈 (漢方鍼灸治療センター ※) |
備考 | : | 漢方医薬学履修プログラム対応科目 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PP302-CP06〕 |
漢方調剤薬局における薬剤師の業務と責任を理解し、調剤及び製剤、服薬指導などの薬剤師業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①④に関連する。
漢方調剤薬局における薬剤師の業務と責任を理解し、調剤及び製剤、服薬指導などの薬剤師業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
講義方式および実習方式。(5日間9:00~17:00の集中講義・実習)
No. | 講義項目 | 担当者 | 到達目標・学習方法・内容 | SBO |
---|---|---|---|---|
1 | 実習を始めるにあたって。生薬・処方名について。 | 室生 真千子 高際 麻奈未 佐橋 佳郎 白畑 辰弥 小林 義典 | 薬局で取り扱う生薬、漢方薬について概説できる。 | |
2 | 調剤各論 | 室生 真千子 三澤 心 佐橋 佳郎 | 調剤の概要について説明できる。 | |
3 | 処方箋の流れ・薬歴について | 室生 真千子 三澤 心 水崎 晴奈 | 処方箋の流れ、薬歴について概説できる。 | |
4 | 調剤(その1) | 高際 麻奈未 三澤 心 水崎 晴奈 | 調剤を実践する。 | |
5 | 製剤(その1) | 高際 麻奈未 三澤 心 佐橋 佳郎 | 製剤を実践する。 | |
6 | 調剤(その2) | 室生 真千子 三澤 心 水崎 晴奈 | 調剤を実践する。 | |
7 | 製剤(その2) | 室生 真千子 三澤 心 佐橋 佳郎 | 製剤を実践する。 | |
8 | 調剤(その3) | 高際 麻奈未 水崎 晴奈 | 調剤を実践する。 | |
9 | 製剤(その3) | 佐橋 佳郎 水崎 晴奈 | 製剤を実践する。 | |
10 | 軟膏・丸剤 | 佐橋 佳郎 高際 麻奈未 三澤 心 | 軟膏・丸剤を調剤できる。 | |
11 | 服薬指導 | 室生 真千子 高際 麻奈未 三澤 心 | 服薬指導のポイントを概説できる。 | |
12 | 漢方の歴史 | 高際 麻奈未 室生 真千子 水崎 晴奈 | 漢方の歴史を概説できる。 | |
13 | 投薬窓口 | 室生 真千子 高際 麻奈未 三澤 心 | 投薬窓口業務のポイントを概説できる。 | |
14 | 煎薬 | 高際 麻奈未 水崎 晴奈 | 煎薬業務のポイントを概説できる。 | |
15 | まとめ | 室生 真千子 佐橋 佳郎 小林 義典 白畑 辰弥 | 漢方薬を有効かつ安全に使用するための調剤業務全般に関するポイントを概説できる。 |
E2 | 10 | 1 | 3 | 配合生薬の組み合わせによる漢方薬の系統的な分類が説明できる。 |
F | 1 | 2 | 4 | 医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守し、ふさわしい態度で行動する。 |
F | 1 | 3 | 6 | 病院における薬剤部門の位置づけと業務の流れについて他部門と関連付けて説明できる。 |
F | 2 | 2 | 7 | 処方せんの記載事項(医薬品名、分量、用法・用量等)が適切であるか確認できる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
E2 | 10 | 3 | 1 | 漢方薬の副作用と使用上の注意点を例示して説明できる。 |
F | 5 | 3 | 5 | 薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品、健康食品、サプリメント、医療機器等をリスクに応じ適切に取り扱い、管理できる。 |
F | 5 | 3 | 8 | 選択した薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品、健康食品、サプリメント、医療機器等の使用方法や注意点などを来局者に適切に判りやすく説明できる。 |
E2 | 10 | 2 | 3 | 現代医療における漢方薬の役割について説明できる。 |
F | 5 | 3 | 5 | 薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品、健康食品、サプリメント、医療機器等をリスクに応じ適切に取り扱い、管理できる。 |
F | 5 | 3 | 8 | 選択した薬局製剤(漢方製剤含む)、要指導医薬品・一般用医薬品、健康食品、サプリメント、医療機器等の使用方法や注意点などを来局者に適切に判りやすく説明できる。 |
F | 2 | 3 | 11 | 処方せんに従って計数・計量調剤ができる。 |
F | 1 | 3 | 6 | 病院における薬剤部門の位置づけと業務の流れについて他部門と関連付けて説明できる。 |
F | 1 | 3 | 14 | 薬局における薬剤師業務の流れを相互に関連付けて説明できる。 |
定期試験 | 実技(50%)及びレポート(50%)にて評価する。 |
授業 | 漢方に特化したアドバンスト薬局実務実習として実施する。東洋医学総合研究所薬剤部漢方薬局実習テキスト及び東洋医学総合研究所漢方処方集を用いて学習・実習する。 |
その他 | 原則として、欠席・遅刻は認めない。やむを得ず欠席・遅刻する場合は、必ず事前に連絡すること。 |
処方箋に従って、刻み生薬での調剤を実習できるのは、北里ならではの特色です。一週間、どっぷりと漢方に浸ってみてください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 漢方医薬学履修プログラム対応科目(但し、初級太極拳演習を除く)を全て履修・単位取得していること及び実務実習(病院・保険薬局)を修了していることを履修条件とする。 春期休暇(2月中旬を予定)及び夏季休暇中(8月上旬を予定)に1週間の集中講義形式で行う。定員40名(8名×5組)を予定。実習の募集及び期間は掲示にて別途連絡する(5年次12月を予定。掲示をよく見ておくこと)。 |
3 | 実習時間: 連続する五日間の9:00 ~ 17:00 まで 集合場所: 初日(月曜日)9:00 に東医研1階薬局前(奥隅の方の邪魔にならないところ) 持参するもの: 白衣、上履き、名札、薬学生のための漢方医薬学(南江堂)、実習テキスト代(別途連絡) |
4 | なお、特に、以下の処方について、教科書等で、構成生薬、用途、適応について予めよく勉強しておくように。 東医研頻用処方:半夏厚朴湯、桂枝茯苓丸、八味丸、真武湯、黄連解毒湯、香蘇散、加味逍遙散、補中益気湯、当帰芍薬散、当帰四逆加呉茱萸生姜湯及び生薬学実習で学習した20処方とその構成生薬。 |
5 | また、教科書(薬学生のための漢方医薬学)の漢方医学の歴史と、医療漢方薬学の漢方薬の調剤・製剤、漢方薬の服薬指導、入院患者の服薬指導の項についても学習しておくこと。 |
6 | 【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者) 東洋医学総合研究所における薬剤師としての東洋医学の実践の経験を踏まえて、漢方の基礎と応用、漢方薬の利活用について解説する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 薬学生のための漢方医薬学 | 花輪壽彦ら 編集 | 南江堂 |
教科書 | 北里大学東洋医学総合研究所漢方処方集 | 花輪壽彦・小曽戸洋 監修 | 北里研究所東洋医学総合研究所 |
教科書 | 漢方薬局実習テキスト | 北里東洋医学総合研究所薬剤部 | 北里研究所東洋医学総合研究所 |
参考書 | 漢方診療のレッスン | 花輪壽彦 | 金原出版 |
参考書 | 漢方の歴史 | 小曽戸洋 | 大修館書店 |