科目名 | : | 薬物治療学Ⅲ特別講義 |
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英文名 | : | Special Lecture on Pharmacy Practice and ScienceⅢ |
科目概要 | : | 博士_薬学専_薬学コ, 博士課程, 通年, 必修, 2単位 |
科目責任者 | : | 松原 肇 (非常勤教員 ※) |
担当者 | : | 松原 肇 (非常勤教員 ※), 井上 岳 (薬物治療学Ⅲ・講師 ※), 藤尾 千裕 (薬物治療学Ⅲ・助教 ※), 井口 智恵 (薬物治療学Ⅲ・助教 ※) |
備考 | : |
臨床薬学分野の専門知識と臨床医学の基礎知識を身につけ、臨床現場から現在の薬物療法に関連する問題点を的確に抽出し、研究課題を自ら立案し、臨床にフィードバックできる独創的な研究を遂行できる能力を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学専攻博士課程②③④に関連する。
薬学部で習得した知識の臨床への応用についてディスカッションする。
各種資料を用い、ディスカッション形式で進める。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
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1 | 病院薬剤師業務と研究および研究倫理 | 松原 肇 | 5月15日 | 病院薬剤師業務から問題点を抽出し、いかにして研究に発展させ、臨床に還元できるか。 研究倫理について理解し、それを踏まえた上で研究が遂行できる。 |
2 | 臨床栄養-1 | 松原 肇 | 5月22日 | 臨床栄養の現状と研究の最前線を知る。 |
3 | 臨床栄養-2 | 松原 肇 | 5月29日 | 臨床栄養の現状と研究の最前線を知る。 |
4 | 感染制御-1 | 松原 肇 | 6月5日 | 医療の中での感染制御の重要性と研究について知る。 |
5 | 感染制御-2 | 松原 肇 | 6月12日 | 医療の中での感染制御の重要性と研究について知る。 |
6 | 臨床研究と基本統計量 | 井上 岳 | 6月19日 | 臨床研究を行うために必要な知識の修得と統計解析スキルを体験する。 |
7 | 2変量の検定Ⅰ | 井上 岳 | 6月26日 | 臨床研究を行うために必要な知識の修得と統計解析スキルを体験する。 |
8 | 2変量の検定Ⅱ、多変量の検定 | 井上 岳 | 7月3日 | 臨床研究を行うために必要な知識の修得と統計解析スキルを体験する。 |
9 | 近年開発された糖尿病治療薬 | 井上 岳 | 7月10日 | 糖尿病治療において近年開発されたGLP-1アナログ、DPP-4阻害薬及びSGLT2阻害薬について、その作用メカニズムおよび臨床的意義を説明できる。 |
10 | 周術期管理(術前・術中) | 藤尾 千裕 | 7月17日 | 術前に確認すべき患者情報と薬歴(アレルギー歴、麻酔歴、家族歴、基礎疾患など)について説明できる。 周術期指示(術前中止薬、深部静脈血栓予防策、ステロイドカバー、自己血輸血など)について説明できる。 |
11 | 周術期管理(術後) | 藤尾 千裕 | 7月31日 | 術後疼痛管理および自己調節鎮痛法について説明できる。 |
12 | 医療従事者のための統計~差の検定・IBM SPSSを用いて~ | 藤尾 千裕 | 8月7日 | IBM SPSS Statisticsを用いて、起動から統計データの入力ができる。 統計データの変数の定義と、変数の要約を理解し、SPSSに入力できる。 模擬データを用いて、SPSSで差の検定を実行できる。 |
13 | SPSSの基本事項 | 井口 智恵 | 8月14日 | SPSSの基本事項を修得する。 |
14 | SPSSを用いたカイ2乗検定 | 井口 智恵 | 8月21日 | 模擬データを用いて、SPSSでカイ2乗検定を実行できる。 |
15 | SPSSを用いた多変量解析 | 井口 智恵 | 8月28日 | 模擬データを用いて、SPSSで多変量解析を実行できる。 |
定期試験 | |
授業 | 授業回数15回 |
その他 | レポート(100%)で評価する。 |
実際の臨床現場で何が問題点となっているかを抽出でき、それを解決できる能力を養ってください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
2 | 事前にシラバスを読んで講義内容を把握するとともに、各回の関連分野について予習した上で講義に臨むこと。講義終了後は、配布資料を利用して理解を深めること。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |