1 | イントロダクション 1-コンパートメント・モデル:急速静注 | 伊藤 智夫
| 5月11日 | 医薬品開発や薬物投与設計における薬物速度論的解析の重要性を理解し、グラフ解析等の演習を通して、1- コンパートメント・モデルに従う薬物を急速静注後の血中薬物濃度推移から、消失半減期、消失速度定数、分布容積を算出できるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 1 | 線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。 |
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2 | 1-コンパートメント・モデル:定速静注 | 伊藤 智夫
| 5月18日 | 演習問題の解答を通して、1- コンパートメント・モデルに従う薬物のパラメータ値を用いて、定速静注または点滴によって目標とする血中薬物濃度を得るための投与速度、負荷投与量を算出できるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 2 | 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。 | E4 | 2 | 2 | 3 | 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。 |
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3 | 1-コンパートメント・モデル:経口投与 | 伊藤 智夫
| 5月25日 | 演習問題の解答を通して、1- コンパートメント・モデルに従う薬物を経口投与時の血中薬物濃度推移から、吸収速度定数、消失速度定数、バイオアベイラビリティを算出できるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 2 | 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。 | E4 | 2 | 2 | 3 | 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。 |
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4 | 1-コンパートメント・モデル:反復投与 | 伊藤 智夫
| 6月1日 | 演習問題の解答を通して、1- コンパートメント・モデルに従う薬物のパラメータ値を用いて、反復静注または反復経口投与によって目標とする血中薬物濃度を得るための維持投与量、投与間隔、負荷投与量を算出できるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 2 | 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。 | E4 | 2 | 2 | 3 | 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。 |
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5 | モーメント解析 生理学的薬物速度論:全身クリアランス | 伊藤 智夫
| 6月8日 | モデル非依存的な解析法であるモーメント解析法に従って、平均滞留時間、平均吸収時間などを算出できる。 クリアランスの概念を理解し、全身クリアランスを消失速度定数及び分布容積を使って表すことができる。全身クリアランスと肝クリアランス、腎クリアランスの関係を説明できる。演習問題の解答を通して、全身クリアランス値を使って、定速静注や反復投与による投与設計ができるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 4 | モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。 | E4 | 2 | 1 | 5 | 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明できる。 |
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6 | 生理学的薬物速度論:肝クリアランス | 伊藤 智夫
| 6月15日 | 肝固有クリアランスと肝クリアランスの関係を説明できる。肝固有クリアランスと血中タンパク結合の大きさによって、肝代謝型薬物を分類できる。 | |
E4 | 2 | 1 | 5 | 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明できる。 |
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7 | 生物学的利用能 | 伊藤 智夫
| 6月22日 | 肝初回通過効果を定量的に説明できる。生物学的同等性を説明できる。演習問題の解答を通して、量的及び速度的バイオアベイラビリティを算出できるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 1 | 線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。 | E4 | 2 | 2 | 3 | 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。 |
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8 | 2- コンパートメント・モデル | 伊藤 智夫
| 6月29日 | 演習問題の解答を通して、2- コンパートメント・モデルに従う薬物を急速静注後の血中薬物濃度推移から、各種パラメータを算出できるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 1 | 線形コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。 |
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9 | PK/PD 解析と母集団薬物速度論 | 伊藤 智夫
| 7月6日 | PK/PD 解析の概念を説明できる。母集団パラメータの算出法、及び母集団パラメータに基づいた個々の患者の体内動態パラメータの算出法を説明できる。 | |
E4 | 2 | 1 | 6 | 薬物動態学-薬力学解析(PK-PD解析)について概説できる。 | E4 | 2 | 2 | 4 | ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。 |
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10 | 非線形薬物速度論 | 伊藤 智夫
| 7月13日 | 非線形薬物動態の特徴を説明できる。演習問題の解答を通して、消失過程が非線形である薬物について、Michaelis-Menten 式を用いた投与設計ができるようになる。 | |
E4 | 2 | 1 | 3 | 体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。 |
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11 | 予備日 | 伊藤 智夫
| 7月20日 | 薬物速度論講義内容の補足、演習問題の解説等 | |
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