Web Syllabus(講義概要)
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科目名:臨床統計学
英文名:Advanced Biostatistics
科目概要:薬・創薬, 5年・6年・4年, 前期, 選択, 1単位
A, B, C, D, S, 木曜日3・4限, 3302講義室
科目責任者:竹内 正弘 (臨床統計学・教授)
担当者:竹内 正弘 (臨床統計学・教授), 道前 洋史 (臨床統計学・講師)
備考:〔科目ナンバリング:PP301-IM05, PL301-IM04〕

授業の目的

基本的統計理論を復習しつつ、発展的な内容を具体的な問題を通して理解する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①、生命創薬科学科①に関連する。

教育内容

豊富な実例を用いて統計学の考え方を講義する。

教育方法

パワーポイントと配布資料を用いて講義形式ですすめる。

講義内容

No.講義項目担当者開講日到達目標・学習方法・内容SBO
1仮説検定1竹内 正弘
5月21日帰無仮説と対立仮説、両側検定と片側検定、第一種の過誤と第二種の過誤について説明できる。
2仮説検定2竹内 正弘
5月21日1つの母集団の平均を比較する方法を説明できる。検出力と標本の大きさの関係について説明できる。
32つの平均の比較竹内 正弘
5月28日2つの母集団の平均の比較法を説明できる。
4分散分析竹内 正弘
5月28日3つ以上の独立な母集団の平均を比較する方法を説明できる。
5ノンパラメトリック法 竹内 正弘
6月4日パラメトリック法とノンパラメトリック法の違いと利点を説明できる。
6割合に関する推測1道前 洋史
6月4日割合に関する標本分布の特性説明できる。1つの母集団の割合に関する推測方法を説明できる。
7割合に関する推測2道前 洋史
6月11日2つの独立な母集団の割合に関する推測法を説明できる。関連の強さの指標を説明できる。
8相関, 回帰分析道前 洋史
6月11日2つの連続変数間の関連の強さの指標を説明できる。回帰分析の概念を説明できる。
9ロジスティック回帰分析道前 洋史
6月18日ロジスティック回帰分析の概念を説明できる。
10生存時間解析道前 洋史
6月18日生存時間解析の概念を説明できる。第6‐9回の講義を復習する。
No. 1
講義項目
仮説検定1
担当者
竹内 正弘
開講日
2020-05-21
到達目標・学習方法・内容
帰無仮説と対立仮説、両側検定と片側検定、第一種の過誤と第二種の過誤について説明できる。
SBO
E3152帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。
No. 2
講義項目
仮説検定2
担当者
竹内 正弘
開講日
2020-05-21
到達目標・学習方法・内容
1つの母集団の平均を比較する方法を説明できる。検出力と標本の大きさの関係について説明できる。
SBO
E3152帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。
No. 3
講義項目
2つの平均の比較
担当者
竹内 正弘
開講日
2020-05-28
到達目標・学習方法・内容
2つの母集団の平均の比較法を説明できる。
SBO
E3155二群間の差の検定(t検定、χ2検定など)を実施できる。
No. 4
講義項目
分散分析
担当者
竹内 正弘
開講日
2020-05-28
到達目標・学習方法・内容
3つ以上の独立な母集団の平均を比較する方法を説明できる。
SBO
E3154主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。
No. 5
講義項目
ノンパラメトリック法 
担当者
竹内 正弘
開講日
2020-06-04
到達目標・学習方法・内容
パラメトリック法とノンパラメトリック法の違いと利点を説明できる。
SBO
E3154主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。
No. 6
講義項目
割合に関する推測1
担当者
道前 洋史
開講日
2020-06-04
到達目標・学習方法・内容
割合に関する標本分布の特性説明できる。1つの母集団の割合に関する推測方法を説明できる。
SBO
E3155二群間の差の検定(t検定、χ2検定など)を実施できる。
No. 7
講義項目
割合に関する推測2
担当者
道前 洋史
開講日
2020-06-11
到達目標・学習方法・内容
2つの独立な母集団の割合に関する推測法を説明できる。関連の強さの指標を説明できる。
SBO
E3155二群間の差の検定(t検定、χ2検定など)を実施できる。
No. 8
講義項目
相関, 回帰分析
担当者
道前 洋史
開講日
2020-06-11
到達目標・学習方法・内容
2つの連続変数間の関連の強さの指標を説明できる。回帰分析の概念を説明できる。
SBO
E3156主な回帰分析(直線回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数の検定について概説できる。
No. 9
講義項目
ロジスティック回帰分析
担当者
道前 洋史
開講日
2020-06-18
到達目標・学習方法・内容
ロジスティック回帰分析の概念を説明できる。
SBO
E3156主な回帰分析(直線回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数の検定について概説できる。
No. 10
講義項目
生存時間解析
担当者
道前 洋史
開講日
2020-06-18
到達目標・学習方法・内容
生存時間解析の概念を説明できる。第6‐9回の講義を復習する。
SBO
E3157基本的な生存時間解析法(カプラン・マイヤー曲線など)について概説できる。

評価方法

定期試験
授業
その他レポート(80%)
平常点(20%)(授業態度)

学生へのメッセージ

臨床試験データを適切に解析し、解釈できるようになることを期待しています。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
21年後期「統計学」と2年前期「薬学統計学」で講義した内容を復習して講義に臨むこと。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書ハーバード大学講義テキスト 生物統計学入門竹内正弘 監訳丸善出版
参考書(なし)
教科書
署名
ハーバード大学講義テキスト 生物統計学入門
著者・編者
竹内正弘 監訳
発行所
丸善出版
参考書
署名
(なし)
著者・編者
発行所