科目名 | : | 生命薬化学特別講義 |
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英文名 | : | Special Lecture on Medicinal Chemistry |
科目概要 | : | 博士後期_薬科専_薬科コ, 博士後期課程, 通年, 必修, 2単位 |
科目責任者 | : | 藤井 秀明 (生命薬化学・教授) |
担当者 | : | 藤井 秀明 (生命薬化学・教授), 伊藤 謙之介 (生命薬化学・准教授), 平山 重人 (生命薬化学・助教), 唐木 文霞 (生命薬化学・助教), 水口 貴章 (生命薬化学・助教) |
備考 | : |
将来、低分子医薬品の探索研究を推進すると共に後進の指導を行うことができる能力を身につけることを目的に、最新の研究動向について質疑・批評を行い、討論を進める。
本討論を通じて、最先端の創薬化学に関する知識を修得すると共に、挑戦的な研究を推進する方法を学び、独立した研究者として必要な総合的な知識を身につける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻博士後期課程②③④に関連する。
将来、低分子医薬品の探索研究に従事することを念頭に、最新情報を取り入れながら、化合物設計や合成手法に関して講義する
パワーポイントと配布資料を用いて、講義形式ですすめる。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
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1 | 医薬探索序論 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 6月3日 | 低分子医薬の探索研究における基本的な手法、受容概念等を理解し、説明できる。 |
2 | オピオイド受容体タイプ選択的リガンドの設計・合成 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 6月17日 | オピオイド受容体タイプ選択的リガンドを開発することの利点を説明できる。また、選択的リガンド設計・合成の考え方を理解し、説明できる。 |
3 | インバースアゴニストに関する研究 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 7月1日 | 受容体の構成的活性化の概念を理解すると共に、インバースアゴニストの設計例及びその作用について説明できる。 |
4 | アロステリックモジュレーターに関する研究 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 7月15日 | アロステリックモジュレーターの利点について理解し、説明できる。また、具体的な化合物の設計について説明できる。 |
5 | オピオイドμ受容体スプライスバリアントに関する研究 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 7月29日 | オピオイドμ受容体スプライスバリアントに付いて理解する共に、選択性を示す化合物の設計・合成について説明できる。 |
6 | 受容体ヘテロマー特異的リガンドの研究 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 8月19日 | 受容体ヘテロマー及びそれを介した薬理作用について理解し、ヘテロマー特異的リガンドの設計・合成について説明できる。 |
7 | バイアスアゴニストに関する研究 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 9月2日 | バイアスアゴニストの概念を理解すると共に、バイアスアゴニストの設計・合成について説明できる。 |
8 | 高効率化合物ライブラリーに関する研究 -クリックケミストリーの応用- | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 9月16日 | ライブラリー合成に多用されるクリックケミストリーについて理解し、具体的な反応例を説明できる。 |
9 | 高効率化合物ライブラリーに関する研究 -Fsp3の高い構造- | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 9月30日 | ドラッガビリティーとFsp3の考え方を理解し、その概念を用いた化合物ライブラリー構築法について説明できる。 |
10 | ペプチド化合物を用いた研究 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 10月14日 | ペプチドの特長を理解し、ペプチド創薬の利点について説明できる。 |
11 | モルヒナン化合物の変換法① | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 10月28日 | モルヒナン誘導体の変換方法(主に、基本骨格は維持したままの変換法)について理解し、説明できる。 |
12 | モルヒナン化合物の変換法② | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 11月11日 | モルヒナン誘導体の変換方法(主に、基本骨格を変換する方法)について理解し、説明できる。 |
13 | 有機光化学反応の概論 | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 11月25日 | 分子が光を吸収し引き起こされる電子励起と励起状態の分子がたどる諸過程について理解し、説明できる。 |
14 | 有機光化学反応の応用① | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 12月9日 | 有機光化学反応の素過程(前期解離、光増感、異性化)について理解し、具体的な反応例を説明できる。 |
15 | 有機光化学反応の応用② | 藤井 秀明 伊藤 謙之介 平山 重人 唐木 文霞 水口 貴章 | 12月23日 | 光ルミネセンスの薬学領域での応用例について理解し、説明できる。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | 受講態度(30%)及びレポート(70%)から評価する。 |
新たな研究テーマを提案できることは、研究者としての重要な素養の一つです。得た情報から何か新しいことができないか、絶えず考える姿勢を身につけて下さい。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
2 | (予習)講義項目及び到達目標・内容を参考に、独自で調査した上で講義に臨むこと。 |
3 | (復習)講義中に掲示された参考文献を熟読し、理解を深める。疑問が解消できない場合は担当者とディスカッションを実施する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |