科目名 | : | 分子薬理学特別講義 |
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英文名 | : | Special Lecture on Molecular Sciences |
科目概要 | : | 博士後期_薬科専_薬科コ, 博士後期課程, 通年, 必修, 2単位 |
科目責任者 | : | 中原 努 (分子薬理学・教授) |
担当者 | : | 中原 努 (分子薬理学・教授), 森田 茜 (分子薬理学・助教) |
備考 | : |
将来、研究プロジェクトの統率ならびに後進の指導を行うことができるようになるために、挑戦的な研究を推進する方法を学び、徹底的な討論を行うことを通じて、分子薬理学研究者としての資質を最大限に伸ばすことを目標とする。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻博士後期課程②③④に関連する。
心・血管系と感覚器系に関わる最新の知識、研究手法を講義する。
パワーポイントと配布資料を用いた講義と討論を行う。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
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1 | 分子薬理学総論 | 中原 努 森田 茜 | 5月11日 | 分子薬理学の研究を推進し、後進の指導を行っていくために必須の基礎知識(薬物の標的分子、用量作用曲線、薬物の生体内運命)を概説できる。 |
2 | 分子薬理学的手法による研究に必要な生物統計学 | 中原 努 森田 茜 | 5月18日 | 分子薬理学の研究を推進し、後進の指導を行っていくために必須の生物統計学的手法を概説できる。種々の研究計画を立案する際に、最適な統計手法を選択できる。 |
3 | 循環器疾患の分子薬理学的解析(1)~心不全と心筋症~ | 中原 努 森田 茜 | 5月25日 | 心不全や心筋症に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
4 | 循環器疾患の分子薬理学的解析(2)~狭心症~ | 中原 努 森田 茜 | 6月1日 | 狭心症に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
5 | 循環器疾患の分子薬理学的解析(3)~高血圧~ | 中原 努 森田 茜 | 6月8日 | 高血圧に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
6 | 循環器疾患の分子薬理学的解析(4)~不整脈~ | 中原 努 森田 茜 | 6月15日 | 不整脈に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
7 | 循環器疾患の分子薬理学的解析(5)~微小循環調節~ | 中原 努 森田 茜 | 6月22日 | 微小循環調節に関する研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
8 | 生活習慣病による循環障害の分子薬理学的解析~糖尿病~ | 中原 努 森田 茜 | 7月6日 | 糖尿病などの生活習慣病に起因する循環障害に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
9 | 眼疾患の分子薬理学的解析(1)~緑内障~ | 中原 努 森田 茜 | 7月13日 | 緑内障に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
10 | 眼疾患の分子薬理学的解析(2)~網膜色素変性症~ | 中原 努 森田 茜 | 7月20日 | 網膜色素変性症に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
11 | 眼疾患の分子薬理学的解析(3)~糖尿病網膜症と加齢黄斑変性~ | 中原 努 森田 茜 | 7月27日 | 糖尿病網膜症や加齢黄斑変性に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
12 | 眼疾患の分子薬理学的解析(4)~網膜微小循環障害~ | 中原 努 森田 茜 | 11月2日 | 網膜微小循環障害に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
13 | 眼疾患の分子薬理学的解析(5)~白内障~ | 中原 努 森田 茜 | 11月16日 | 白内障に関して、臨床における問題点とそれを解決するための研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
14 | 薬物受容体の分子薬理学的解析(1)~Gタンパク質共役型受容体と酵素結合型受容体~ | 中原 努 森田 茜 | 11月30日 | Gタンパク質共役型受容体や酵素結合型受容体に関する研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
15 | 薬物受容体の分子薬理学的解析(2)~イオンチャネル型受容体、チャネルならびにトランスポーター~ | 中原 努 森田 茜 | 12月7日 | イオンチャネル型受容体や各種チャネル、トランスポーターに関する研究手法を、基礎から最新情報に至るまで、分子薬理学的観点から概説できる。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | 講義に臨む態度(50%)と課題(50%)により評価する。 |
博士後期課程に在籍する者として自覚を持ち、分子薬理学研究者としての資質向上のため、真摯に取り組んでください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
2 | (予習)関連する分野の文献を読み、知識を整理しておく。 |
3 | (復習)講義内容を整理して理解を深めておく。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |