科目名 | : | 薬剤学特別講義 |
---|---|---|
英文名 | : | Special Lecture on Biopharmaceutics |
科目概要 | : | 博士後期_薬科専_薬科コ, 博士後期課程, 通年, 必修, 2単位 |
科目責任者 | : | 伊藤 智夫 (薬剤学・教授) |
担当者 | : | 伊藤 智夫 (薬剤学・教授), 奈良輪 知也 (薬剤学・講師), 髙野 修平 (薬剤学・助教) |
備考 | : |
薬物動態学分野の知識・技術を生かして医薬品の研究・開発に従事できるようになるために、自身でテーマを決定して研究を遂行する能力、実験データを発表しディスカッションする能力、英語で論文を書く能力、学部または修士の学生を指導する能力を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻博士後期課程②③④に関連する。
薬物動態学分野の先端的知識を教授する。
薬物動態(特に生体膜透過機構、トランスポーター、薬物代謝、薬物相互作用)に関する講義と、薬物動態パラメータ算出に関する演習。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
---|---|---|---|---|
1 | 物質の生体膜透過機構 | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 5月16日 | 生体膜透過機構に関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
2 | 薬物トランスポーター(1) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 5月23日 | 薬物トランスポーターに関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
3 | 薬物トランスポーター(2) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 5月30日 | 薬物トランスポーターに関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
4 | 薬物吸収概論 | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 6月6日 | 様々な薬物吸収機構に関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
5 | 薬物代謝概論 | 伊藤 智夫 | 6月13日 | 薬物代謝機構に関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
6 | ヒトの薬物代謝能予測 | 伊藤 智夫 | 6月20日 | ヒトの薬物代謝予測に関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる能力を身に付ける。 |
7 | 薬物相互作用 | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 6月27日 | 様々な薬物相互作用に関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
8 | 異性体の体内動態 | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 | 7月4日 | 異性体の体内動態に関する英語論文を読んで理解し、その内容を説明できる。 |
9 | 薬物動態パラメータの算出と解析(1) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 7月11日 | 薬物動態試験の結果から、様々な薬物動態パラメータを算出・解析し、薬物動態の特徴を説明できる。 |
10 | 薬物動態パラメータの算出と解析(2) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 7月18日 | 薬物動態試験の結果から、様々な薬物動態パラメータを算出・解析し、薬物動態の特徴を説明できる。 |
11 | 薬物動態パラメータの算出と解析(3) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 9月12日 | 薬物動態試験の結果から、様々な薬物動態パラメータを算出・解析し、薬物動態の特徴を説明できる。 |
12 | 薬物動態パラメータの算出と解析(4) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 9月19日 | 薬物動態試験の結果から、様々な薬物動態パラメータを算出・解析し、薬物動態の特徴を説明できる。 |
13 | 薬物動態パラメータの算出と解析(5) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 9月26日 | 薬物動態試験の結果から、様々な薬物動態パラメータを算出・解析し、薬物動態の特徴を説明できる。 |
14 | 薬物動態パラメータの算出と解析(6) | 伊藤 智夫 奈良輪 知也 髙野 修平 | 10月3日 | 薬物動態試験の結果から、様々な薬物動態パラメータを算出・解析し、薬物動態の特徴を説明できる。 |
15 | 医薬品開発における薬物動態解析 | 伊藤 智夫 | 10月10日 | 医薬品開発における薬物動態試験の役割りを理解し、薬物動態改善のための方策を提案できる。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | 受講態度(40%)、毎日のディスカッション(30%)、研究室内セミナーへの参加態度と討論内容(30%)。欠席は減点する。 |
薬物動態に関する研究論文を理解して自分の薬物動態研究に応用するには、定量的な解析法を身に付けて使いこなせるようになる必要があります。沢山の数式が出てきますが、諦めずに履修してください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
2 | 薬学部における生物薬剤学と薬物速度論の講義内容を復習して講義に臨むこと。講義やセミナーでの質問に対しては、自分で文献等を調べて的確に回答すること。 血中薬物濃度推移の作図と薬物動態パラメータの算出については、自身で作図・算出ができるように復習すること。また、セミナー等での質問事項については、文献等を調べて疑問点を解消すること。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |