Web Syllabus(講義概要)
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科目名:生命物理化学Ⅱ
英文名:Physical Chemistry for Life Sciences Ⅱ
科目概要:薬・創薬, 2年, 後期, 必修, 1単位
A, B, C, D, S, 月曜日2時限, 2202大講義室
科目責任者:志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授)
担当者:志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授), 下山 紘充 (生物分子設計学・助教)
備考:〔科目ナンバリング:PP301-PC02, PL301-PC02〕

授業の目的

薬学のための物理化学を理解するために、溶液、平衡、反応速度、電気化学を学習する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①、生命創薬科学科①に関連する。

教育内容

物理化学は、分子同士の相互作用をはじめとした生命現象を理解する上での基礎となる。本講義では、溶液、平衡、反応速度、電気化学について講義する。

教育方法

パワーポイントと配付資料と教科書を活用しながら、講義形式ですすめる。講義内容の理解を深めるために問題演習も行う。

講義内容

No.講義項目担当者開講日到達目標・学習方法・内容SBO
1溶  液志鷹 真由子
9月7日化学ポテンシャル、ラウールの法則、ヘンリーの法則について説明できる。
2溶  液志鷹 真由子
9月14日溶液の束一性的性質について説明できる。
3化学平衡志鷹 真由子
9月28日熱力学的平衡定数について説明できる。
4化学平衡志鷹 真由子
10月5日化学平衡(均一平衡、不均一平衡)、平衡の温度依存性について説明できる。
5イオン平衡
志鷹 真由子
10月12日酸塩基平衡、水のイオン積について説明できる。pH とpOH、加水分解について説明できる。
6イオン平衡志鷹 真由子
10月19日緩衝作用、難溶性塩について説明できる。中和滴定について説明できる。
7反応速度論志鷹 真由子
11月2日反応速度、速度定数、反応の次数について説明できる。
8反応速度論志鷹 真由子
11月16日化学反応の機構、反応速度の温度依存性について説明できる。
9電気化学下山 紘充
11月25日起電力とギブスエネルギーの関係について説明できる。
10電気化学下山 紘充
11月30日電極電位について説明できる。
No. 1
講義項目
溶  液
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-09-07
到達目標・学習方法・内容
化学ポテンシャル、ラウールの法則、ヘンリーの法則について説明できる。
SBO
C1241ギブズエネルギーと化学ポテンシャルの関係を説明できる。
C1262活量と活量係数について説明できる。
No. 2
講義項目
溶  液
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-09-14
到達目標・学習方法・内容
溶液の束一性的性質について説明できる。
SBO
C1261希薄溶液の束一的性質について説明できる。
No. 3
講義項目
化学平衡
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-09-28
到達目標・学習方法・内容
熱力学的平衡定数について説明できる。
SBO
C1242ギブズエネルギーと平衡定数の関係を説明できる。
No. 4
講義項目
化学平衡
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-10-05
到達目標・学習方法・内容
化学平衡(均一平衡、不均一平衡)、平衡の温度依存性について説明できる。
SBO
C1243平衡定数に及ぼす圧力および温度の影響について説明できる。
No. 5
講義項目
イオン平衡
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-10-12
到達目標・学習方法・内容
酸塩基平衡、水のイオン積について説明できる。pH とpOH、加水分解について説明できる。
SBO
C1264イオン強度について説明できる。
C2211酸・塩基平衡の概念について説明できる。
C2212pHおよび解離定数について説明できる。
No. 6
講義項目
イオン平衡
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-10-19
到達目標・学習方法・内容
緩衝作用、難溶性塩について説明できる。中和滴定について説明できる。
SBO
C2214緩衝作用や緩衝液について説明できる。
No. 7
講義項目
反応速度論
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-11-02
到達目標・学習方法・内容
反応速度、速度定数、反応の次数について説明できる。
SBO
C1311反応次数と速度定数について説明できる。
C1312微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
C1313代表的な反応次数の決定法を列挙し、説明できる。
C1314代表的な(擬)一次反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる。
No. 8
講義項目
反応速度論
担当者
志鷹 真由子
開講日
2020-11-16
到達目標・学習方法・内容
化学反応の機構、反応速度の温度依存性について説明できる。
SBO
C1315代表的な複合反応(可逆反応、平行反応、連続反応など)の特徴について説明できる。
C1316反応速度と温度との関係を説明できる。
No. 9
講義項目
電気化学
担当者
下山 紘充
開講日
2020-11-25
到達目標・学習方法・内容
起電力とギブスエネルギーの関係について説明できる。
SBO
C1263電解質溶液の電気伝導率およびモル伝導率の濃度による変化を説明できる。
C1271起電力とギブズエネルギーの関係について説明できる。
No. 10
講義項目
電気化学
担当者
下山 紘充
開講日
2020-11-30
到達目標・学習方法・内容
電極電位について説明できる。
SBO
C1272電極電位(酸化還元電位)について説明できる。

評価方法

定期試験定期試験の成績により評価します(100%)。
授業 
その他 

学生へのメッセージ

積極的な態度で講義に臨んでください。
わからない点があれば、質問に来てください。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
2講義資料や教科書を用いて前回までの講義内容の理解を深め、次回の講義に備えてください。
毎回、電卓を持って来てください。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書ライフサイエンスのための物理化学JAMERS R. BARRANTE 著
清水博、山本晴彦、桐野豊 訳
東京化学同人
参考書(なし)  
教科書
署名
ライフサイエンスのための物理化学
著者・編者
JAMERS R. BARRANTE 著
清水博、山本晴彦、桐野豊 訳
発行所
東京化学同人
参考書
署名
(なし)
著者・編者
 
発行所