科目名 | : | 創薬情報科学特論 |
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英文名 | : | Special Lectures on Information Science for Drug Discovery |
科目概要 | : | 修士_薬科専_薬科コ, 修士課程1年・修士課程2年, 前期, 必修, 2単位 火曜日2時限, 3114セミナー室 |
科目責任者 | : | 志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授) |
担当者 | : | 志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授), 田中 信忠 (創薬物理化学・教授), 西端 芳彦 (非常勤教員), 山乙 教之 (創薬物理化学・准教授), 清田 泰臣 (生物分子設計学・助教), 小澤 新一郎 (創薬物理化学・助教), 中込 泉 (創薬物理化学・助教), 吉田 智喜 (創薬物理化学・助教), 由良 敬 (非常勤教員), 大田 雅照 (非常勤教員 ※) |
備考 | : |
創薬研究において必要な情報科学(ケモインフォマティクス・バイオインフォマティクス)の要点を学習し、さらに、コンピュータを活用した合理的医薬分子設計を行うために必要な計算化学的手法を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻修士課程②⑤に関連する。
近年、創薬研究において、コンピュータの活用はますます重要になってきている。本講義では、創薬インフォマティクスの基礎、研究例などを講義し、実際にコンピュータを用いた実技も行う。
パワーポイントと配付資料を活用しながら、講義形式ですすめる。実技も行う。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
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1 | タンパク質構造情報と創薬④ | 清田 泰臣 | 5月12日 | 創薬研究におけるタンパク質立体構造情報の重要性を理解し、説明できる。 |
2 | タンパク質構造情報と創薬③ | 由良 敬 志鷹 真由子 | 5月19日 | タンパク質立体構造から医学や創薬に関連する情報を抽出する方法を理解し、立体構造の重要性を説明できる。 |
3 | タンパク質構造情報と創薬① | 大田 雅照 志鷹 真由子 | 5月26日 | 標的タンパク質の立体構造を利用した創薬研究について理解し、説明できる。 |
4 | タンパク質構造情報と創薬② | 大田 雅照 志鷹 真由子 | 6月2日 | 標的タンパク質の立体構造を利用した創薬研究について理解し、説明できる。 |
5 | Chemoinformatics 概説1:化学構造の取り扱い | 西端 芳彦 | 6月9日 | コンピュータでは、化学構造情報をどのように取り扱うかを説明できる。 |
6 | Chemoinformatics 概説2:創薬情報と統計モデル | 西端 芳彦 | 6月16日 | Chemoinformatics に関連する統計手法の概要を説明できる。 |
7 | Chemoinformatics 概説3:データベースと化合物データベース | 西端 芳彦 | 6月23日 | データベースの基本的な概念と、化合物データベースの仕組みを説明できる。 |
8 | 企業での創薬情報管理 | 西端 芳彦 | 6月30日 | 企業の創薬研究における情報管理の重要性を理解し、簡単な利用例を説明できる。 |
9 | In silico Drug Design概説 ※1507セミナー室で実施 | 田中 信忠 | 7月7日 | In silico Drug Design全般に関して要点を説明できる。 |
10 | Ligand-Based Drug Design概説 ※1507セミナー室で実施 | 中込 泉 | 7月14日 | Ligand-Based Drug Designについて要点を説明できる。 |
11 | Structure-Based Drug Design概説1 ※1507セミナー室で実施 | 吉田 智喜 | 7月21日 | Structure-Based Drug Designについて要点を説明できる。 |
12 | Structure-Based Drug Design概説2 ※1507セミナー室で実施 | 小澤 新一郎 | 7月28日 | Fragment-Based Drug Designについて要点を説明できる。 |
13 | タンパク質構造情報と創薬のまとめ | 志鷹 真由子 | 8月4日 | タンパク質構造情報と創薬に関する講義全般に関して要点を説明できる。 |
14 | Chemoinformaticsのまとめ | 西端 芳彦 | 8月18日 | Chemoinformatics全般に関して要点を説明できる。 |
15 | Fragment-Based Drug Design概説 ※1507セミナー室で実施 | 山乙 教之 | 8月25日 | Structure-Based Drug Designの実例を説明できる。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | 履修態度(50%)、講義内容に関連した課題レポート(初期、中期、後期の3回)(50%)により評価します。 無断欠席・遅刻・早退などは減点対象となります。 |
積極的な態度で講義に臨んでください。
わからない点があれば、質問してください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
2 | 初歩から詳しく解説しますので、特に予習は必要ありませんが、講義後は復習してください。 |
3 | 情報薬学担当の6回〜10回については、実際にPCを用いた実習を行います。なるべくPCを持参してください。持参できない場合は、配布する資料に従って自宅等で復習してください。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 分子モデリング概説 | A.R.リーチ著 江崎俊之訳 | 地人書館 |