科目名 | : | 創薬情報科学特別実験 |
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英文名 | : | Lab.Work on Information Science for Drug Discovery |
科目概要 | : | 修士_薬科専_薬科コ, 修士課程1年・修士課程2年, 通年, 必修, 16単位 |
科目責任者 | : | 志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授) |
担当者 | : | 志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授), 下山 紘充 (生物分子設計学・助教), 清田 泰臣 (生物分子設計学・助教), 田中 信忠 (創薬物理化学・教授), 山乙 教之 (創薬物理化学・准教授), 中込 泉 (創薬物理化学・助教), 小澤 新一郎 (創薬物理化学・助教), 吉田 智喜 (創薬物理化学・助教), 西端 芳彦 (非常勤教員), 若杉 昌輝 (情報薬学部門・助教) |
備考 | : | (分野) 生物分子設計学 (分野) 創薬物理化学 (分野) 情報薬学 |
【生物分子設計学】
生命現象の理解及び創薬への応用を目指して、タンパク質構造に基づいた創薬情報科学研究を遂行し、成果を発表できるようになるために、専門分野の知識や技術を身に付け、研究を遂行・発表する能力を修得する。
【創薬物理化学】
コンピュータを利用した合理的医薬分子設計のための計算化学的手法を開発する能力を身につけると共にタンパク質の立体構造決定法に関する知識も修得し、それら手法の具体的医薬品開発への応用について考察する。
【情報薬学】
独立した研究者として、情報技術を活用した創薬研究を進めるようになるため、必要な知識・技能を身に付ける。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻修士課程①②③④⑤に関連する。
近年、創薬研究において、コンピュータの活用はますます重要になってきている。本特別実験では、創薬情報科学に関する研究をすすめ、必要な知識・技術を身につける。
学生と教員と双方向型にディスカッションをしながら、研究を行う。研究成果に関して、発表・討議を行う。
No. | 講義項目 | 担当者 | 到達目標・学習方法・内容 |
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1 | 【生物分子設計学】 専門分野の知識や技術を修得する。研究テーマを遂行し、結果をまとめ、セミナーで発表・討論する。討論結果をもとに新たな研究計画を立て、遂行する。研究成果を学会等で発表し、修士論文としてまとめる。 | 志鷹 真由子 下山 紘充 清田 泰臣 | 研究テーマを遂行し、その成果をまとめ、修士論文として発表することができる。 |
2 | 【創薬物理化学】 下記のテーマで研究を行う。 1.in silicoフラグメントマッピング法を用いたバーチャルスクリーニング 2.標的タンパク質上の薬物結合部位の同定とリガンドドッキング 3.分子動力学法による薬物分子のコンフォメーション解析及び3次元定量的構造活性相関 4.分子動力学シミュレーションによる生体高分子の溶液中の立体構造解析 5.標的タンパク質のX線結晶構造解析 | 田中 信忠 山乙 教之 中込 泉 小澤 新一郎 吉田 智喜 | 新規医薬品の開発を合理的に行う上での、基礎学問に関する幅広い知識とコンピュータや実験科学の果たす役割の大きさ・重要性を体得する。 |
3 | 【情報薬学】 ケモインフォマティクスに関する与えられたテーマに対し、問題を解決する方法論を考案し、それを実証するための研究を遂行する。研究成果を学会等で発表する。 | 西端 芳彦 | 情報技術を活用した創薬研究について、問題解決手段を計画・立案し遂行する能力、研究成果を学会発表などの形にまとめる能力を身に付ける。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | 日々の研究態度(50%)、修士論文などの研究結果(50%)で評価します。 |
日々の研究を通して、自分自身で考えるという経験を積んでください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:240時間】 |
2 | (予習)実験計画にしたがって、必要な材料、資料等を準備する。 (復習)実験結果を整理し、結論を導き、指導教員と話し合って今後の方針を纏める。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |