Web Syllabus(講義概要)
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科目名:生命薬学特別実験
英文名:Lab.Work on Pharmaceutical Life Sciences
科目概要:修士_薬科専_薬科コ, 修士課程1年・修士課程2年, 通年, 必修, 16単位

科目責任者:奥脇 暢 (生化学・教授 ※)
担当者:奥脇 暢 (生化学・教授 ※), 柴垣 芳夫 (生化学・講師), 飯田 直幸 (生化学・講師), 齋藤 祥子 (生化学・助教), 岡田 信彦 (微生物学・教授), 羽田 健 (微生物学・講師), 三木 剛志 (微生物学・講師), 伊藤 雅洋 (微生物学・助教), 須藤 直樹 (微生物学・助教), 小山 信裕 (微生物薬品製造学・講師), 大手 聡 (微生物薬品製造学・講師), 小林 啓介 (微生物薬品製造学・講師), 坂本 光 (放射性同位元素研究室・講師), 髙瀬 ひろか (放射性同位元素研究室・助教), 長井 賢一郎 (医薬研究施設・講師), 佐藤 倫子 (化学系共有機器室・助教)
備考:(分野) 微生物学
(分野) 微生物薬品化学
(分野) 生化学

授業の目的

【微生物学】
 研究を遂行する上で必要な実験技術を修得し、正確に実験を実施する技能を身につける。
【微生物薬品化学】
 与えられた研究課題による実験を通して、微生物資源からの感染症や重要疾患に対する医薬品素材の開発研究、生物活性物質の作用機構や細胞機能解明への応用研究に必要な知識と実験技術を修得し、バランスの取れた研究者の育成を図る。
【生化学】
 第一線の生命科学研究に参画し、独立した研究者となるため、生化学・細胞生物学・分子生物学の研究を充分に理解し、また研究に参画し実験科学を着実に実行できるための方法を学ぶ。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻修士課程①②③④⑤に関連する。

教育内容

生命科学研究の研究手法を説明する。実験を実施し、実験の結果について議論する。

教育方法

研究室において実験機器の利用法について講義し、実際に実験を行う。実験結果について議論し次の実験計画を立案する。また、定期的に研究結果を発表し、議論する。

講義内容

No.講義項目担当者到達目標・学習方法・内容
1【微生物学】
病原微生物の取扱い技術、分子遺伝学的及び分子生物学的手法を用いた実験技術、免疫学的実験技術等、研究遂行に必要な実験法の原理、方法、応用法について指導する。立案した実験計画に沿って、実験を行い、実験結果について評価、考察するための基本的な考え方を指導する。研究成果は、学会等で発表するとともに論文としてまとめる。
岡田 信彦
羽田 健
三木 剛志
坂本 光
伊藤 雅洋
須藤 直樹
長井 賢一郎
髙瀬 ひろか
佐藤 倫子
実験計画を立案し、計画に沿って正確に実験を遂行できる。また、実験結果を評価し、考察することができる。さらに、研究成果を論文としてまとめることができる。
2【微生物薬品化学】
大きく次のような内容の研究テーマを与え実験に取り組む。
(1) 脂質異常症、たとえば動脈硬化症、脂肪肝、肥満などの生活習慣病に有効な微生物由来新規生物活性物質の開拓
(2) 感染症(耐性菌、結核、MAC、病原微生物やエイズなど)やがんに有効な微生物由来新規生物活性物質の開拓
(3) 微生物由来生物活性物質の活性発現の責任分子や作用機構の解明
(4) 微生物由来生物活性物質に関与する全合成遺伝子に関する研究
定期的に各自の研究の進捗をまとめ発表する。
小山 信裕
大手 聡
小林 啓介
研究課題に対する実験の立案、基本的実験技術の理解と実施、実験結果の解釈、論理的思考に立った教員や学生との討論、さらなる研究展開を策案できるようになる。
3【生化学】
遺伝子発現の制御、細胞の増殖及び分化の制御、細胞内シグナル伝達系などの解析法について詳しく指導し、2年間の研究テーマを遂行する。主な研究テーマは、がんをはじめとする疾患の原因解明に向けた基礎研究である。研究成果は、関連学会(日本生化学会、日本分子生物学会、日本ウイルス学会、日本薬学会等)等において積極的に発表する機会を与える。
奥脇 暢
柴垣 芳夫
飯田 直幸
齋藤 祥子
関連科学論文を読破し、その内容を要約して発表できる。論文にある内容を自分の研究に当てはめて批判し、教員や他の学生との討論を通じて新たな実験を計画することができる。
No. 1
講義項目
【微生物学】
病原微生物の取扱い技術、分子遺伝学的及び分子生物学的手法を用いた実験技術、免疫学的実験技術等、研究遂行に必要な実験法の原理、方法、応用法について指導する。立案した実験計画に沿って、実験を行い、実験結果について評価、考察するための基本的な考え方を指導する。研究成果は、学会等で発表するとともに論文としてまとめる。
担当者
岡田 信彦
羽田 健
三木 剛志
坂本 光
伊藤 雅洋
須藤 直樹
長井 賢一郎
髙瀬 ひろか
佐藤 倫子
到達目標・学習方法・内容
実験計画を立案し、計画に沿って正確に実験を遂行できる。また、実験結果を評価し、考察することができる。さらに、研究成果を論文としてまとめることができる。
No. 2
講義項目
【微生物薬品化学】
大きく次のような内容の研究テーマを与え実験に取り組む。
(1) 脂質異常症、たとえば動脈硬化症、脂肪肝、肥満などの生活習慣病に有効な微生物由来新規生物活性物質の開拓
(2) 感染症(耐性菌、結核、MAC、病原微生物やエイズなど)やがんに有効な微生物由来新規生物活性物質の開拓
(3) 微生物由来生物活性物質の活性発現の責任分子や作用機構の解明
(4) 微生物由来生物活性物質に関与する全合成遺伝子に関する研究
定期的に各自の研究の進捗をまとめ発表する。
担当者
小山 信裕
大手 聡
小林 啓介
到達目標・学習方法・内容
研究課題に対する実験の立案、基本的実験技術の理解と実施、実験結果の解釈、論理的思考に立った教員や学生との討論、さらなる研究展開を策案できるようになる。
No. 3
講義項目
【生化学】
遺伝子発現の制御、細胞の増殖及び分化の制御、細胞内シグナル伝達系などの解析法について詳しく指導し、2年間の研究テーマを遂行する。主な研究テーマは、がんをはじめとする疾患の原因解明に向けた基礎研究である。研究成果は、関連学会(日本生化学会、日本分子生物学会、日本ウイルス学会、日本薬学会等)等において積極的に発表する機会を与える。
担当者
奥脇 暢
柴垣 芳夫
飯田 直幸
齋藤 祥子
到達目標・学習方法・内容
関連科学論文を読破し、その内容を要約して発表できる。論文にある内容を自分の研究に当てはめて批判し、教員や他の学生との討論を通じて新たな実験を計画することができる。

評価方法

定期試験 
授業 
その他【微生物学】
 研究テーマに沿って立案した実験計画(20%)、実験結果の評価(30%)及び論文内容(50%)にて判断する。
【微生物薬品化学】
 日常の研究に対する姿勢(30%)、定期的な研究報告(20%)や討論を通して判断される研究の理解度(50%)から評価する。
【生化学】
 セミナーや討論における理解度(50%)、実験の進め方や実験結果の解釈(50%)をみて評価する。

学生へのメッセージ

生命薬学特別実験として、リサーチワークを体系的に学ぶことにより、複雑、高度化する医学・薬学領域における知識と高度な研究技術を体得することができます。研究成果は、専門学会や研究会などの学術集会で発表することを目指すとともに、最終的には修士論文としてまとめることが必要になります。この科目で研究者としての基盤を確立するための最も大切なプロセスを学ぶことになります。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習の時間:240時間】
2(予習)実験計画にしたがって、必要な材料、資料等を準備する。
(復習)実験結果を整理し、結論を導き、指導教員と話し合って今後の方針を纏める。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書(なし) 
参考書(なし) 
教科書
署名
(なし)
著者・編者
 
発行所
参考書
署名
(なし)
著者・編者
 
発行所