科目名 | : | 臨床統計学入門Ⅰ |
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英文名 | : | Introduction to Biostatistics Ⅰ |
科目概要 | : | 修士_薬科専_臨統コ, 修士課程1年, 前期, 選択, 2単位 水曜日3・4限, 3114セミナー室 |
科目責任者 | : | 竹内 正弘 (臨床統計学・教授) |
担当者 | : | 竹内 正弘 (臨床統計学・教授), 道前 洋史 (臨床統計学・講師) |
備考 | : |
臨床統計を学ぶ上で、確率論と推論がすべての基礎となっており、様々な統計手法は、すべてこの基礎の上に成り立っている。「臨床統計学入門Ⅰ」では確率論と推論を理解するために基本的な知識を修得する。さらに、臨床研究でもっとも用いられる平均の比較方法を修得する。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻修士課程②⑤に関連する。
豊富な実例を用いて統計学の考え方を講義する。
パワーポイントと配布資料を用いて講義形式ですすめる。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
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1 | データの表示と数字による要約尺度 | 竹内 正弘 | 5月13日 | データの種類と特性を説明できる。データに応じた集計とグラフ化ができる。データの特性に応じた要約尺度を説明できる。 |
2 | 確率 | 竹内 正弘 | 5月20日 | 場合の数と確率を説明できる。条件付き確率とベイズの定理が説明できる。相対リスクとオッズ比を計算でき、結果を正しく解釈・説明できる。 |
3 | データ解析1 | 道前 洋史 | 5月27日 | R ・SASなどの統計パッケージを用いて、データを集計・図示したり、要約統計量を計算できるようになる。 |
4 | 理論的な確率分布 | 竹内 正弘 | 6月3日 | 代表的な離散確率分布を説明できる。正規分布を説明できる。 |
5 | 平均値の標本分布と信頼区間 | 竹内 正弘 | 6月10日 | 中心極限定理に基づき標本平均の分布の特性を説明できる。信頼区間の概念を説明でき、それを構成できる。 |
6 | 仮説検定 | 道前 洋史 | 6月17日 | 帰無仮説と対立仮説、両側検定と片側検定、第一種の過誤と第二種の過誤について説明できる。1つの母集団の平均を比較する方法を説明できる。検出力と標本の大きさの関係について説明できる。 |
7 | 2つの平均の比較 | 道前 洋史 | 6月24日 | 2つの母集団の平均の比較法を説明できる。 |
8 | データ解析2 | 道前 洋史 | 7月1日 | R ・SASなどの統計パッケージを用いて、t検定をできるようになる。正しい結果の解釈ができるようになる。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | レポート(80%) 授業態度(20%) |
医学・薬学研究における解析結果を解釈出来るようになりましょう。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
2 | 教科書を熟読し、講義に出席すること。該当箇所は講義項目に記載してある。また、講義で配布したプリントを復習すること。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ハーバード大学講義テキスト 生物統計学入門 | 竹内正弘 監訳 | 丸善出版 |
参考書 | (なし) |