1 | 医薬品の安全性と個別化医療 | 福本 真理子
| 9月10日 | 医薬品の安全性を守る薬剤師の役割について説明できる。患者の遺伝的素因、年齢的要因(新生児、高齢者、他)、生理的要因(性差、妊娠)、臓器機能低下や合併症を考慮して、有害作用を評価して、その防止や対処する方法が提案できる。代表的な薬害事件とその社会的背景について解説できる。 | |
A | 1 | 3 | 6 | 代表的な薬害の例(サリドマイド、スモン、非加熱血液製剤、ソリブジン等)について、その原因と社会的背景及びその後の対応を説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 1 | 薬物の主作用と副作用、毒性との関連について説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E1 | 4 | 0 | 4 | 代表的薬害、薬物乱用について、健康リスクの観点から討議する。 | E3 | 3 | 1 | 1 | 薬物の主作用および副作用に影響する代表的な遺伝的素因について、例を挙げて説明できる。 | E3 | 3 | 2 | 1 | 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児における薬物動態と、薬物治療で注意すべき点を説明できる。 |
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2 | 薬物による臓器別障害とその対策(1) | 友田 吉則
| 9月17日 | 造血器障害(溶血性貧血、再生不良性貧血、巨赤芽球症、他)の特徴と対策を列挙できる。代謝・内分泌障害(代謝性アシドーシス、糖尿病性ケトアシドーシス、尿崩症、SIADH、他)の特徴と対策を列挙できる。 | |
C7 | 1 | 14 | 1 | 血液・造血器系について概説できる。 | E1 | 2 | 2 | 2 | 血液検査、血液凝固機能検査および脳脊髄液検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E3 | 3 | 5 | 1 | 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。 |
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3 | 薬物による臓器別障害とその対策(2) | 友田 吉則
| 9月24日 | 呼吸器・循環器障害(間質性肺炎、肺線維症、心室性不整脈、他)の特徴と対策を列挙できる。消化器障害(偽膜性大腸炎、他)の特徴と対策を列挙できる。 | |
E1 | 2 | 2 | 5 | 動脈血ガス分析の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E3 | 3 | 3 | 3 | 心臓疾患を伴った患者における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。 | E3 | 3 | 5 | 1 | 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。 |
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4 | 薬物による臓器別障害とその対策(3) | 春日井 公美
| 10月1日 | 骨・骨格筋障害(横紋筋融解症、骨粗しょう症、他)及び神経・精神障害(悪性症候群、錐体外路障害、意識障害、痙攣、他)の特徴と対策を列挙できる。 | |
C7 | 1 | 4 | 1 | 中枢神経系について概説できる。 | C7 | 1 | 5 | 1 | 骨、筋肉について概説できる。 | E1 | 2 | 2 | 6 | 代表的な生理機能検査(心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能等)、病理組織検査および画像検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E3 | 3 | 5 | 1 | 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。 |
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5 | 薬物による臓器別障害とその対策(4) | 東山 倫子
| 10月8日 | 皮膚・粘膜・感覚器障害(中毒性表皮壊死症、Stevens-Johnson症候群、口内炎、味覚・聴覚・視覚・嗅覚障害、他)の特徴と対策を列挙できる。 | |
C7 | 1 | 13 | 1 | 感覚器系について概説できる。 | E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E2 | 2 | 2 | 4 | 以下の薬物アレルギーについて、原因薬物、病態(病態生理、症状等)および対処法を説明できる。 Stevens-Johnson(スティーブンス-ジョンソン)症候群、中毒性表皮壊死症(重複)、薬剤性過敏症症候群、薬疹 | E3 | 3 | 5 | 1 | 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。 |
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6 | 薬物による臓器別障害とその対策(5) | 菅原 充広
| 10月15日 | 注意すべき臓器別障害の分類とその対策、肝障害及び腎障害を引き起こす薬物、機序、症状、検査値の異常及び対策について説明できる。 | |
D2 | 1 | 1 | 2 | 肝臓、腎臓、神経などに特異的に毒性を示す代表的な化学物質を列挙できる。 | E1 | 2 | 2 | 6 | 代表的な生理機能検査(心機能、腎機能、肝機能、呼吸機能等)、病理組織検査および画像検査の検査項目を列挙し、目的と異常所見を説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E3 | 3 | 3 | 1 | 腎疾患・腎機能低下時における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。 | E3 | 3 | 3 | 2 | 肝疾患・肝機能低下時における薬物動態と、薬物治療・投与設計において注意すべき点を説明できる。 |
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7 | 休講 | | 10月22日 | | |
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8 | 特に注意すべき薬物群の副作用 | 菅原 充広
| 10月29日 | 抗生物質・化学療法剤に特徴的な副作用と対策を説明できる。抗癌剤に特徴的な副作用と対策、細胞毒性を有する医薬品の取り扱い方、二次性発癌について説明できる。 | |
D2 | 1 | 1 | 6 | 代表的な中毒原因物質の解毒処置法を説明できる。 | D2 | 1 | 2 | 1 | 個々の化学物質の使用目的に鑑み、適正使用とリスクコミュニケーションについて討議する。 | F | 5 | 2 | 1 | 前)地域保健における薬剤師の役割と代表的な活動(薬物乱用防止、自殺防止、感染予防、アンチドーピング活動等)について説明できる。 | F | 5 | 3 | 7 | 来局者に対して、病状に合わせた適切な対応(医師への受診勧奨、救急対応、要指導医薬品・一般用医薬品および検査薬などの推奨、生活指導等)を選択できる。 |
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9 | 休講 | | 11月5日 | | |
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10 | 家庭内で起こる中毒事故と中毒情報センターの役割 | 福本 真理子
| 11月12日 | 急性中毒の現状、中毒情報センターの役割、家庭内で起こる中毒事故とその防止方法、誤飲と誤嚥の違いについて説明できる。 | |
E1 | 4 | 0 | 3 | 以下の障害を呈する代表的な副作用疾患について、推定される原因医薬品、身体所見、検査所見および対処方法を説明できる。 血液障害・電解質異常、肝障害、腎障害、消化器障害、循環器障害、精神障害、皮膚障害、呼吸器障害、薬物アレルギー(ショックを含む)、代謝障害、筋障害 | E2 | 7 | 8 | 1 | 以下の抗悪性腫瘍薬の薬理(薬理作用、機序、主な副作用、相互作用、組織移行性)および臨床適用を説明できる。 アルキル化薬、代謝拮抗薬、抗腫瘍抗生物質、微小管阻害薬、トポイソメラーゼ阻害薬、抗腫瘍ホルモン関連薬、白金製剤、分子標的治療薬、その他の抗悪性腫瘍薬 | E2 | 7 | 8 | 3 | 抗悪性腫瘍薬の主な副作用(下痢、悪心・嘔吐、白血球減少、皮膚障害(手足症候群を含む)、血小板減少等)の軽減のための対処法を説明できる。 | E3 | 3 | 5 | 1 | 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。 |
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11 | 急性中毒の標準治療・解毒薬拮抗薬 | 福本 真理子
| 11月19日 | 救急医療で用いられる医薬品の種類、適応、使用方法について説明できる。中毒の標準治療(消化管除染、血液浄化法、強制利尿)について説明できる。代表的な解毒薬・拮抗薬の種類、作用機序、使用方法、入手方法について説明できる。 | |
D2 | 1 | 1 | 6 | 代表的な中毒原因物質の解毒処置法を説明できる。 | D2 | 1 | 1 | 7 | 代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)の試験法を列挙し、概説できる。 | E1 | 4 | 0 | 1 | 薬物の主作用と副作用、毒性との関連について説明できる。 | E3 | 3 | 5 | 1 | 個別の患者情報(遺伝的素因、年齢的要因、臓器機能など)と医薬品情報をもとに、薬物治療を計画・立案できる。 | F | 1 | 3 | 9 | 急性期医療(救急医療・集中治療・外傷治療等)や周術期医療における適切な薬学的管理について説明できる。 |
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12 | 薬物乱用と依存性薬物 | 熊谷 剛
| 11月26日 | 薬物乱用の現状やその防止のための規制や対策、指定薬物制度、包括指定について説明できる。向精神薬・麻薬・覚醒剤、大麻、幻覚剤、合成麻薬、有機溶剤、危険ドラッグなどの代表的な依存性薬物の毒性、症状、鑑別法について説明できる。 | |
A | 1 | 2 | 7 | 薬物乱用防止、自殺防止における薬剤師の役割について説明できる。 | B | 2 | 3 | 2 | 覚醒剤、大麻、あへん、指定薬物等の乱用防止規制について概説できる。 | D2 | 1 | 1 | 5 | 薬物の乱用による健康への影響について説明し、討議する。 | D2 | 1 | 1 | 7 | 代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)の試験法を列挙し、概説できる。 | E1 | 1 | 1 | 9 | 薬物依存性、耐性について具体例を挙げて説明できる。 | E1 | 4 | 0 | 4 | 代表的薬害、薬物乱用について、健康リスクの観点から討議する。 |
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