Web Syllabus(講義概要)
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科目名:病院・薬局実習
英文名:Pharmacy Experience
科目概要:薬, 5年, 通年, 必修, 20単位

科目責任者:尾鳥 勝也 (薬物治療学Ⅰ・教授 ※)
担当者:尾鳥 勝也 (薬物治療学Ⅰ・教授 ※), 平山 武司 (薬物治療学Ⅲ・教授 ※), 根岸 健一 (地域医療薬学・教授※), 小林 昌宏 (薬物動態学・准教授 ※), 菅原 充広 (薬物治療学Ⅳ・准教授 ※), 毛利 順一 (薬物治療学Ⅰ・講師 ※), 井上 岳 (薬物治療学Ⅲ・講師 ※), 川上 美好 (地域医療薬学・准教授 ※), 岩澤 真紀子 (医薬品情報学・准教授 ※), 青木 学一 (薬物治療学Ⅳ・講師 ※), 前田 実花 (臨床薬剤疫学・講師※), 春日井 公美 (薬物治療学Ⅰ・助教 ※), 東山 倫子 (薬物治療学Ⅰ・助教 ※), 川野 千尋 (薬物治療学Ⅰ・助教 ※), 飛田 夕紀 (薬物治療学Ⅲ・助教 ※), 藤尾 千裕 (薬物治療学Ⅲ・助教 ※), 井口 智恵 (薬物治療学Ⅲ・助教 ※), 宮下 博幸 (薬物治療学Ⅲ・助教※), 塩見 めぐみ (薬物治療学Ⅳ・助教 ※), 安藤 航 (薬物治療学Ⅳ・助教 ※), 友田 吉則 (薬物動態学・助教 ※), 婦川 貴博 (医療安全管理学・助教※), 久保田 理恵 (臨床薬学教育部門・教授 ※), 向井 潤一 (臨床薬学教育部門・講師 ※), 森 大輝 (地域医療薬学・助教), 山本 悠樹 (薬物治療学Ⅰ・助教※), 齋藤 美希 (地域医療薬学・助教※), 長崎 郁美 (薬物治療学Ⅰ・助教※)
備考:臨床検査技師養成科目 
実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す)
〔科目ナンバリング:PP304-CP05〕

授業の目的(科目のねらい)

医療人として、実際の医療現場で患者・生活者を担当し、薬物治療の個別最適化の経験を積むことによって、薬物治療における薬剤師の役割を理解し、薬の専門職として医療現場で適切な判断・対応ができる臨床能力の修得を目指す。
科目の位置づけ:臨床薬学系専門科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①②③④⑤⑥に関連する。

教育内容

病院や保険薬局で、処方監査、処方箋調剤、注射剤の調製、医薬品情報、医薬品管理、患者応対と服薬指導、チーム医療、災害医療、地域医療、感染管理、医療安全などの実務を体験・実践する。
実習内容は、原則として実習施設が提供するものに従う。

学習の到達目標

A:医療の担い手に相応しい倫理観を有し、薬剤師としての法的責任や遵守すべき行動規範を理解したうえで、多様な患者・生活者を支援できる。
B:患者・生活者、多職種の立場や状況に配慮し、適切なコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことができる。
C:地域の保健・医療の課題を把握し、利用可能な社会資源や医療制度に関する理解を深め、課題の解決策を提案できる。
D:医薬品等の品質や有効性及び安全性を理解し、医薬品による健康被害や薬物乱用、薬害発生を防止できる。
E:デジタル技術の利活用では倫理や法律を適切に遵守し、患者・生活者、多職種との連携や、社会や地域における活動を立案できる。
F:適切な情報源から必要な情報を収集・評価し、科学的根拠に基づく、個別最適化した薬物治療を実践できる。
G:多職種連携、施設間連携、地域包括ケアシステムに参画し、薬学的観点からチームに有益な情報を提供できる。
H:適切な医薬品の供給・管理及び医薬品情報の収集・評価・提供を実践するとともに、医療安全の推進や感染制御、公衆衛生の向上、災害時の対応、エビデンスの構築などの医療の質向上に貢献できる。

教育方法

病院や保険薬局の実務を実習する。
実習方法は、原則として実習施設が提供するものに従う。
ITシステムを利用し、実習施設へ提出された日誌・週報・課題等を大学教員が適宜、確認しコメントする。
原則、対面で実施する。

実習内容

No.実習項目授業内容・方法
1【共通事項】〔実習期間〕
 11 週間
〔実習内容〕
 各実習施設の指導薬剤師の指導の下、実務実習実施計画書に沿って実習する。
〔実習項目〕
(1) 薬学臨床の基礎
(2) 処方せんに基づく調剤
(3) 薬物療法の実践
(4) チーム医療への貢献
(5) 地域の保険・医療・福祉への参画

【予習】事前実習や関連講義の内容を復習する。事前にガイダンス資料や実習書等を読んで実習内容を把握する。
【復習】実習内容を復習し、まとめる。不明な点を自分で調べ、考えをまとめる。
【到達目標】A、B、C、D、E、F、G、Hに関連する。
2【薬局実習】第Ⅰ期 2024年2月19日(月)~5月5日(日)
第Ⅱ期 2024年5月20日(月)~8月4日(日)
第Ⅲ期 2024年8月19日(月)~11月3日(日)

《実習施設について》
 関東地区調整機構により調整された保険薬局で実習する。
3【病院実習】
第Ⅱ期 2024年5月20日(月)~8月4日(日)
第Ⅲ期 2024年8月19日(月)~11月3日(日)
第Ⅳ期 2024年11月18日(月)~2025年2月9日(日) ※年末年始1週間休み

≪実習施設について≫
北里大学附属3病院または北里大学薬学部と契約した病院で実習する。
No. 1
実習項目
【共通事項】
授業内容・方法
〔実習期間〕
 11 週間
〔実習内容〕
 各実習施設の指導薬剤師の指導の下、実務実習実施計画書に沿って実習する。
〔実習項目〕
(1) 薬学臨床の基礎
(2) 処方せんに基づく調剤
(3) 薬物療法の実践
(4) チーム医療への貢献
(5) 地域の保険・医療・福祉への参画

【予習】事前実習や関連講義の内容を復習する。事前にガイダンス資料や実習書等を読んで実習内容を把握する。
【復習】実習内容を復習し、まとめる。不明な点を自分で調べ、考えをまとめる。
【到達目標】A、B、C、D、E、F、G、Hに関連する。
No. 2
実習項目
【薬局実習】
授業内容・方法
第Ⅰ期 2024年2月19日(月)~5月5日(日)
第Ⅱ期 2024年5月20日(月)~8月4日(日)
第Ⅲ期 2024年8月19日(月)~11月3日(日)

《実習施設について》
 関東地区調整機構により調整された保険薬局で実習する。
No. 3
実習項目
【病院実習】
授業内容・方法
第Ⅱ期 2024年5月20日(月)~8月4日(日)
第Ⅲ期 2024年8月19日(月)~11月3日(日)
第Ⅳ期 2024年11月18日(月)~2025年2月9日(日) ※年末年始1週間休み

≪実習施設について≫
北里大学附属3病院または北里大学薬学部と契約した病院で実習する。

評価方法と基準

定期試験 
授業 
その他〔病院実習〕
病院実習の施設評価(概略評価及び実習態度;20%)、大学の評価(日誌・一週間振り返り・実習全体の振り返りの内容;10%)により評価する。なお、それぞれの点数が、配点分に対して60%に満たない場合には不可とする。
〔薬局実習〕
薬局実習の施設評価(概略評価及び実習態度;20%)、大学の評価(日誌・一週間振り返り・実習全体の振り返りの内容;10%)により評価する。なお、それぞれの点数が、配点分に対して60%に満たない場合には不可とする。

※ 原則として、欠席・遅刻・早退は認めない。なお、やむを得ず欠席・遅刻・早退した際は減点対象とする。
※ 提出物を出さないなど、実習ルールに従わない場合には、単位を与えない場合もあるので注意すること。

最終評価は、病院実習(30%)、薬局実習(30%)、実務実習終了後の実習報告会(40%)により評価する。なお、それぞれの点数が、配点分に対して60%に満たない場合には不可とする。

学生へのメッセージ

医療現場で学べる貴重な機会のため、何事にも積極的に取り組むこと。
事前に実務実習指導・管理システム(ITシステム)にアクセスし、内容を確認の上、記入が必要な頁を記入した上で臨むこと。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習の時間:- 時間】
2・4年次までに学んだ各講義、さらに事前学習の内容をよく整理して実習に臨むこと。
・実習中、知らない薬や疾患等があった場合は、その日のうちに調べて理解を深めた上で以降の実習に臨むこと。
・実務実習実施計画書に目を通しておくこと。
3【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者)
病院や保険薬局での実務経験、かつ病院・薬局における薬学生の実務実習指導経験を踏まえて講義、実習指導を行う。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書(なし)
参考書病院・薬局実習事前実習書事前実習小委員会北里大学薬学部
教科書
署名
(なし)
著者・編者
発行所
参考書
署名
病院・薬局実習事前実習書
著者・編者
事前実習小委員会
発行所
北里大学薬学部