Web Syllabus(講義概要)
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科目名:日本語入門Ⅱ
英文名:Introduction to Japanese LanguageⅡ
科目概要:薬・創薬・修士_薬科専_薬科コ・修士_薬科専_臨統コ・修士_薬科専_医薬コ・博士後期_薬科専_薬科コ・博士後期_薬科専_臨統コ・博士後期_薬科専_医薬コ・博士_薬学専_薬学コ, 2年・1年・6年・3年・5年・4年・修士課程2年・修士課程1年・博士後期課程・博士課程, 前期, 自由, 1単位
火曜日6時限
木曜日6時限
科目責任者:高田 史男(医療系研究科・教授)
担当者:高田 史男(医療系研究科・教授)小寺 淳子※(一般教育部)
備考:実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す)
〔科目ナンバリング:PP402-LA01,PL402-LA01〕

授業の目的(科目のねらい)

留学生を対象に、日常生活や学内でのコミュニケーションがスムーズに行えるよう日本語の基礎から学習する。
「言葉は文化」であることを踏まえ、日本語の表現や文法のバックグラウンドには日本の習慣や文化が色濃く影響していることを折に触れ意識させる。
「日本語入門」では初級で学習する項目を中心に学習するが、後期に行う初級から中級への橋渡し、JLPTN2対策を念頭に置いた基礎固めと理解してほしい。

教育内容

初級日本語から「読む、聞く、話す、書く」の四技能を伸ばす。漢字に関しては、書くことより読むことを重視する。
【卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連】自由科目のため該当なし

学習の到達目標

日本語で自分の意見を話したり、人の意見を聞いたりできるようになる。また、一般的に日本の大学進学や就職に必要とされているJLPTN2に合格することを目標としたい。

教育方法

教育効果向上のため、現地参加を基本とするが、遠隔地からの参加者についてはオンラインでの参加も可能とする。(対面ハイブリッド)
学習者が積極的に発話する機会を作り、日本語に対する苦手意識をなるべく取り除くようにする。
学習内容に沿った課題については、授業中に模範解答の提示やフィードバックを行う。
宿題に関しては添削を行い、間違いの多い課題に対しては次の時間にフィードバック、解説をする。

講義内容

No.講義項目担当者開講日授業内容・方法
1普通形①小寺 淳子
6月12日⑥普通形が作れるようになる。文の丁寧体、普通体の違い。親しい人と普通体で会話ができる。
2普通形②小寺 淳子
6月17日⑥簡単な意見、感想、予想が言えるようになる。人の発言を他の人に伝えることができる。
3名詞修飾小寺 淳子
6月19日⑥人や物のより詳しい描写、説明ができる。
4許可・禁止小寺 淳子
6月24日⑥あることをしてもいいかどうか、許可を得る。してはいけないこと(禁止事項)が理解できる。
5可能動詞小寺 淳子
6月26日⑥動詞の可能形を使って能力、状況、特性・体質、ものの状態、許可・規則が言える。
6自動詞・他動詞小寺 淳子
7月1日⑥目に入る事物の状態が「~ています」「~てあります」を用いて描写できる。
7意向形小寺 淳子
7月3日⑥動詞の意向形を覚える。自分の意志、計画や予定を意向形を用いて言う。
8条件文①小寺 淳子
7月8日⑥あることを仮定して、その条件の下での判断、決定などが言える。
9様 態小寺 淳子
7月10日⑥「~そうです」を用いて、変化を起こす兆候や、外観の様子からその状態や性質を推察して述べる。
10推 量小寺 淳子
7月15日⑥「~そうです」を用いて第三者から得た情報をそのまま伝える。「~ようです」を用いてその場の状況に基づく判断を述べることができる。
11行為の授受小寺 淳子
7月17日⑥ものの授受について話す。恩恵を与えたり、受けたりしたことを表現できる。
12理由・変化小寺 淳子
7月22日⑥「~ので、~て、~ために」を使って理由を述べることができる。「~になる・~ようになる」を使って変化を述べることができる。
13条件文②小寺 淳子
7月24日⑥ある事柄を実現させるために必要な仮定条件を「~ば、~なら」を用いて述べることができる。
14受 身小寺 淳子
7月29日⑥人から受けた行為、迷惑に感じた体験を受身の表現を使って述べる。物事の状況や事実を受身表現を使って客観的に説明できる。
15使 役小寺 淳子
7月31日⑥行為の強制や容認、許可を使役文を用いて表す。許可を求める場合に使役動詞を用いて丁寧に述べることができる。
No. 1
講義項目
普通形①
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-06-12
授業内容・方法
普通形が作れるようになる。文の丁寧体、普通体の違い。親しい人と普通体で会話ができる。
No. 2
講義項目
普通形②
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-06-17
授業内容・方法
簡単な意見、感想、予想が言えるようになる。人の発言を他の人に伝えることができる。
No. 3
講義項目
名詞修飾
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-06-19
授業内容・方法
人や物のより詳しい描写、説明ができる。
No. 4
講義項目
許可・禁止
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-06-24
授業内容・方法
あることをしてもいいかどうか、許可を得る。してはいけないこと(禁止事項)が理解できる。
No. 5
講義項目
可能動詞
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-06-26
授業内容・方法
動詞の可能形を使って能力、状況、特性・体質、ものの状態、許可・規則が言える。
No. 6
講義項目
自動詞・他動詞
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-01
授業内容・方法
目に入る事物の状態が「~ています」「~てあります」を用いて描写できる。
No. 7
講義項目
意向形
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-03
授業内容・方法
動詞の意向形を覚える。自分の意志、計画や予定を意向形を用いて言う。
No. 8
講義項目
条件文①
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-08
授業内容・方法
あることを仮定して、その条件の下での判断、決定などが言える。
No. 9
講義項目
様 態
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-10
授業内容・方法
「~そうです」を用いて、変化を起こす兆候や、外観の様子からその状態や性質を推察して述べる。
No. 10
講義項目
推 量
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-15
授業内容・方法
「~そうです」を用いて第三者から得た情報をそのまま伝える。「~ようです」を用いてその場の状況に基づく判断を述べることができる。
No. 11
講義項目
行為の授受
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-17
授業内容・方法
ものの授受について話す。恩恵を与えたり、受けたりしたことを表現できる。
No. 12
講義項目
理由・変化
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-22
授業内容・方法
「~ので、~て、~ために」を使って理由を述べることができる。「~になる・~ようになる」を使って変化を述べることができる。
No. 13
講義項目
条件文②
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-24
授業内容・方法
ある事柄を実現させるために必要な仮定条件を「~ば、~なら」を用いて述べることができる。
No. 14
講義項目
受 身
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-29
授業内容・方法
人から受けた行為、迷惑に感じた体験を受身の表現を使って述べる。物事の状況や事実を受身表現を使って客観的に説明できる。
No. 15
講義項目
使 役
担当者
小寺 淳子
開講日
2025-07-31
授業内容・方法
行為の強制や容認、許可を使役文を用いて表す。許可を求める場合に使役動詞を用いて丁寧に述べることができる。

評価方法と基準

定期試験なし
授業講義中の課題と宿題で評価する。講義中の課題40%、宿題60%
その他

学生へのメッセージ

日本留学のチャンスを活かし、日本語を正しく覚え日本語でコミュニケーションが取れるようになりましょう。

準備学習(予習・復習)・その他

1初級日本語で予習は困難だが、復習は宿題(プリント)などで随時学習項目の定着を図る。
語彙や漢字については、講義時間内で多くの時間をかけて取り扱うことはせず、学習者の自宅学習に期待する。【授業外学習時間:15時間】
【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者)
日本語教師を20年以上しています。大学や大学院に進学する留学生を数多く指導してきた経験を活かし、現場で必要とされる日本語をお届けします。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書講義時配布資料
参考書
教科書
署名
講義時配布資料
著者・編者
発行所
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