科目名 | : | 薬局管理学 |
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英文名 | : | Community Pharmacy Management and Marketing |
科目概要 | : | 薬, 6年, 前期, 選択, 1単位 A, B, C, D, 月曜日4・5限, 1507セミナー室 |
科目責任者 | : | 根岸 健一 (地域医療薬学・教授) |
担当者 | : | 根岸 健一※(地域医療薬学・教授)、婦川 貴博※(医療安全管理学・助教)、森 大輝※(地域医療薬学・助教)、指導補助者(TA) |
備考 | : | 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PP301-CP06〕 |
保険薬局の役割と業務をより深く理解し、薬局の中堅指導者や薬局開設者として必要とされる人材となるために基本的な知識を修得する。
科目の位置付け:発展科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①④に関連する。
保険薬局を管理・運営するために必要となる知識を講義する。
A:薬局経営について学び、経営的センスを取得することができる。
B:薬局と製造業とMR、医薬品の流通とMSの実際及び薬局の関係を考慮できる。
C:薬局で販売できる機器を学び、どのような役割を果たしているか伝えることができる。
D:薬局でのインシデントの原因や対策について提示できる。
E:QC(品質管理活動)についての手法を習得することができる。
F:薬局薬剤師による学術活動の重要性を理解できる。
G:多職種連携の連携に向けた提案ができるようになる。
パワーポイントと配布プリントを用いて講義形式ですすめ、内容について担当者とディスカッションを行う。
課題の模範解答は当該講義内で公開、もしくは次回の講義までにホームページにアップロードする。
対面授業(収録動画等配信なし)にて実施する。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
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1 | 会社の仕組み | 婦川 貴博 | 4月7日④ | 薬局の会社としての仕組みを理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】会社の仕組みについて、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Aに関連する。 |
2 | 労働基準法と就業規則 | 婦川 貴博 | 4月7日⑤ | 薬局における労働者の義務と権利を理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】薬局における労働者の義務と権利について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Aに関連する。 |
3 | 薬局経営管理 | 森 大輝 | 4月14日④ | 就職または起業する場合に知っておくべき薬局の収支概要を理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】薬局の収支概要について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Bに関連する。 |
4 | 製造・流通・薬局の関係 | 森 大輝 | 4月14日⑤ | 製造業とMR、流通とMSの実際及び薬局の関係を理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】医薬品製造・流通と薬局の関係について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Bに関連する。 |
5 | 多職種連携と薬局薬剤師 | 森 大輝 | 4月21日④ | 薬局薬剤師が多職種連携に関わることの重要性を理解できるとともに、連携に向けた具体的な方策を考えることができる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】多職種連携について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Gに関連する。 |
6 | 薬局と薬局薬剤師の存在意義 | 森 大輝 | 4月21日⑤ | 薬局薬剤師の業務を再認識して、その業務活動の意義を理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】薬局と薬局薬剤師の存在意義について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Gに関連する。 |
7 | 学術活動の意義と手法 | 根岸 健一 | 5月12日④ | 学術活動の意義と、薬局来局者を対象とした調査方法を学び、その手法について検討する。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】学術活動について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Fに関連する。 |
8 | 薬局における薬剤師の研究活動 | 根岸 健一 | 5月12日⑤ | 薬局において可能な薬剤師による研究活動の意味を考え、どの様な研究活動で何が得られるのか、ディスカッションできるようになる。自らの見解を述べ、積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】学術活動について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Fに関連する。 |
9 | リスクマネジメント | 根岸 健一 指導補助者(TA) | 5月19日④ | 薬局で使用されている様々な機器を紹介し、それらがリスクマネジメントにどのような役割を果たしているかを理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 薬局で起きたインシデント事例をもとに、インシデントの原因やその後の対応策について理解し、説明できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】リスクマネジメントについて、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】C、Dに関連する。 |
10 | 業務改善方法 -QC- | 根岸 健一 指導補助者(TA) | 5月19日⑤ | 薬局業務改善方法であるQC(品質管理活動)についての手法を習得し、利用できる。担当者とのディスカッションに積極的に参加する。 【予習】シラバスに目を通しておくこと。 【復習】QC(品質管理活動)について、配布資料と講義内容を復習し、まとめること。 【到達目標】Eに関連する。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | 1.講義時のディスカッション参加・発言状況を評価する(40%)。 2.レポートの記載内容を評価する(40%)。 3.講義の遅刻・早退・欠席などの受講態度、レポート提出状況を評価とする(20%)。 1、2、3の評価点を合計した点数を成績とする。 |
5年生の薬局実習を踏まえて、担当者とのディスカッションに積極的に参加してください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 事前にシラバスを読んで講義内容を把握するとともに、6年生までに学んだ内容を必要に応じて復習して講義に臨むこと。また、配布した資料をよく復習し、わからない点があったら積極的に質問に来ること。 |
3 | 【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者) 保険薬局での薬局管理経験を有する実務者による講義を通して、保険薬局の役割と業務をより深く理解し、薬局の中堅指導者や薬局開設者として必要とされる人材となるために基本的な知識を習得する。 |
4 | 5月19日講義は指導補助者(TA)が担当する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 配付プリント | ||
参考書 | (なし) |