科目名 | : | 医薬品マーケティング論 |
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英文名 | : | Pharmaceutical Marketing |
科目概要 | : | 薬・創薬, 5年・6年・4年, 前期, 選択, 1単位 A, B, C, D, S, 木曜日3・4・5限, 3302講義室 |
科目責任者 | : | 藤井 秀明 (生命薬化学・教授) |
担当者 | : | 藤井 秀明(生命薬化学・教授)、伊藤 謙之介(生命薬化学・准教授)、久保田 理恵※(臨床薬学教育部門・教授)、小西 一豪(非常勤教員)、谷口 雅彦(非常勤教員)、篠﨑 智也(非常勤教員)、石井 真人(非常勤教員)、和田 絢子(非常勤教員) |
備考 | : | 担当者の都合により、開講日が変更になることがあります。 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PP301-LR05, PL301-LR04〕 |
医薬市場の流れと原理を理解するために、医薬品の売買、公正な競争を通して行う市場創造・拡大のための活動・プロセスについての知識を修得する。
科目の位置付け:発展科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科⑤⑥、生命創薬科学科③⑤に関連する。
医薬市場を取り巻く様々な立場からみた、市場の創造・拡大の考え方を解説する。
A:医薬品の研究・開発・製造・販売を取り巻く状況について理解し、説明できる。
B:医薬品を成長させる基本手法について理解し、説明できる。
C:特許制度について理解し、説明できる。
D:様々な職種において実施されているマーケティングについて理解し、説明できる。
E:様々な職種において実施されているマーケティングについて、患者の視点から理解する。
パワーポイントと配布資料(講義の1週間前に印刷物を配布予定)を用いて、講義形式ですすめる。
講義の最後に、質疑の時間を設ける。必要に応じて、質問事項に対する回答をGoogle classroomにアップロードする。
対面授業として実施する。(収録動画等配信なし)なお、担当者の都合により講義日が変更になる場合がある。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
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1 | 概論 市場拡大と育薬 -基本的手法- | 伊藤 謙之介 | 6月5日③ | 医薬品の研究・開発・製造・販売を取り巻く状況について学ぶ。 上市された医薬品を成長させる基本手法について学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、Bに関連する。 |
2 | 市場拡大と育薬 -ドラッグストアの観点から- | 石井 真人 | 6月5日④ | ドラッグストアではどの様な戦略・手法により市場拡大と育薬をはかるかについて学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
3 | 特許制度の基礎 | 藤井 秀明 | 6月5日⑤ | 医薬品開発の上で重要な特許制度について学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】Cに関連する。 |
4 | 市場拡大と育薬 -ドラッグリポジショニングの観点から- | 小西 一豪 | 6月12日③ | ドラッグリポジショニングについて学ぶ。 市場拡大と育薬をはかるために、ドラッグリポジショニングの観点からとられる戦略・手法について学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
5 | 市場拡大と育薬 -バイオ医薬を中心に- | 小西 一豪 | 6月12日④ | バイオ医薬に関して、市場拡大と育薬をはかるためにどの様な戦略・手法がとられるかについて学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
6 | 市場拡大と育薬 -MR、MSLの観点から- | 篠﨑 智也 | 6月12日⑤ | MR、MSLの観点から、どの様な戦略・手法により市場拡大と育薬をはかるかについて学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
7 | 市場拡大と育薬 -医薬品卸売業の観点から- | 和田 絢子 | 6月19日③ | 医薬品卸売業ではどの様な戦略・手法により市場拡大と育薬をはかるかについて学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
8 | 市場拡大と育薬 -医薬企画部署の観点から- | 谷口 雅彦 | 6月19日④ | 企業において医薬企画部署がどの様な戦略・手法により市場拡大と育薬をはかるかについて学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
9 | 医薬品開発 -マーケティングの観点から- | 藤井 秀明 | 6月19日⑤ | マーケティングの視点からみた医薬品開発の要点について学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
10 | 市場拡大と育薬 -病院薬剤師の観点から- | 久保田 理恵 | 6月26日③ | 病院薬剤師はどの様な戦略・手法により市場拡大と育薬をはかるかについて学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料とシラバスに目を通しておく。 【復習】講義資料を参考に講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、D、Eに関連する。 |
定期試験 | 実施しない。 |
授業 | 欠席が多いと減点対象とします。出席表には、責任を持って氏名を記入すること(書き忘れた、出席表が回って来なかった等の言い訳は認めない)。 |
その他 | レポート(100%、2/3以上のレポートの提出を必須とします) 講義内容に関するレポート(毎回)を課す。 提出期限を過ぎてのレポート提出は、減点対象とします。 *レポートは、指定のファイル名を付けて GoogleClassroom から提出してください。 講義中の態度が悪い場合は、減点の対象となります。 |
様々な立場、観点から、医薬品の価値を向上させるにはどうすべきか、患者さんのメリットが増大するには如何にすれば良いかを考え、卒業後の将来に生かしてもらいたいと思います。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 事前に配布する資料を読んで、講義に臨むこと。 講義後は配布資料を利用して復習し、理解を深めておくこと。 講義内容に関するレポートに記載された疑問点については、次回講義時に回答資料を配布する。 |
3 | 【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者) 病院薬剤師としての実務経験により修得した知識と経験を活かし、病院薬剤師の観点からの市場拡大と育薬を解説する。 |
4 | 非常勤教員の都合により、講義日が変更されたり、講師が変更になる場合があります。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 配布資料 | ||
参考書 | (なし) |