科目名 | : | プレゼンテーション実習 |
---|---|---|
英文名 | : | Practical Training of Presentation |
科目概要 | : | 薬, 4年, 前期, 必修, 1単位 A, B, C, D, 集中3・4・5限 |
科目責任者 | : | 有田 悦子 (医療心理学部門・教授) |
担当者 | : | 有田 悦子※(医療心理学部門・教授)、成川 衛※(医薬開発学・教授)、竹平 理恵子※(医療心理学部門・准教授)、道前 洋史(臨床統計学・講師)、正村 優子※(医療心理学部門・助教)、若杉 昌輝(生物分子設計学・助教)、牛渡 愛(臨床統計学・助教)、相野 早紀(医薬開発学・助教)、田中丸 真琴※(非常勤教員) |
備考 | : | NR・サプリメントアドバイザー養成講座対応科目 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PP304-HU04〕 |
様々な対象者や場面、状況等に合わせて適切なプレゼンテーションを実施するために必要となる基本的知識、技能、態度を修得する。科目の位置付け:ヒューマニズム系専門科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①②③④⑤に関連する。
プレゼンテーションの基本的考え方、情報収集・資料作成・発表準備・発表・評価のすべての過程を、個人及びグループワーク形式で実践的に学習する。
A:プレゼンテーションを学習する意義と基本的事項について理解できるようになる。
B:効果的なプレゼンテーション実施に必要なプロセス、論理的思考の重要性について理解できるようになる。
C:プレゼンテーション資料制作においてグループ協働による適切なアサーションを実践できるようになる。
D:プレゼンテーション資料制作における基本的事項を踏まえた上で、聴き手を意識した資料作成を実践できるようになる。
E:聴き手にわかりやすく伝わるプレゼンテーションを実践できるようになる。
F:医療者としての患者・生活者に合わせたプレゼンテーションスキルを実践できるようになる。
G:患者主体の医療を提供するためのナラティブコミュニケーションを実践できるようになる。
H:プレゼンテーションの評価ポイントについて理解しプロダクトの適正な評価に活用できるようになる。
最初に、プレゼンテーションの基本的考え方について、資料作成からプレゼンテーション実施までのプロセスを通し学習する。
次に、各グループに与えられた課題について、情報収集・資料作成・発表準備・発表・評価のすべての過程を実践的に学習する。
課題については、次回、特徴的な見解や誤解についてコメントする。
※原則として対面授業にて実施し、一部ライブ型遠隔授業を実施する。
※実習内容のNo.4~No.9は、グループによって実施する順番が変更となる場合がある。
No. | 実習項目 | 担当者 | 授業内容・方法 |
---|---|---|---|
1 | プレゼンテーションの基礎 | 有田 悦子 田中丸 真琴 | ・プレゼンテーションを学習する意義と基本的事項について学ぶ。 【予習】 シラバス記載内容の確認及び概要の理解 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Aに関連する。 |
2 | プレゼンテーションと論理的思考 プレゼンテーション実施までのプロセス | 田中丸 真琴 | ・効果的なプレゼンテーション実施に必要なプロセスを理解し、論理的思考の重要性について学ぶ。 【予習】 前回提示したテーマについて見解をまとめる 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Bに関連する。 |
3 | プレゼンテーション実践1(グループによるSGDとプロダクト作成) | 成川 衛 田中丸 真琴 道前 洋史 若杉 昌輝 牛渡 愛 相野 早紀 | ・プレゼンテーション資料制作においてグループ協働による適切なアサーションについて実践する。 【予習】 前回提示したテーマについて見解をまとめる 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Cに関連する。 |
4 | プレゼンテーション実践2-1(個人によるプレゼンテーション:情報収集、調査検討) | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 | ・プレゼンテーション資料作成に必要となる情報の整理と収集について実践する。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Dに関連する。 |
5 | プレゼンテーション実践2-2(個人によるプレゼンテーション:資料作成) | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 | ・プレゼンテーション資料作成における基本的事項を踏まえた上で、聴き手を意識した資料作成について実践する。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Dに関連する。 |
6 | プレゼンテーション実践2-3(個人でのプロダクト作成:発表原稿作成) | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 | ・作成したプロダクトを、わかり易く説明するための発表原稿の作成を実践する。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Dに関連する。 |
7 | プレゼンテーション実践2-4(個人によるプレゼンテーション) | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 | ・作成したプロダクトにより相手に伝わるプレゼンテーションを実践する。ビデオ収録を行う。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Eに関連する。 |
8 | プレゼンテーション実践3 (医療者としての患者対応) | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 | ・医療者として患者・生活者に合わせたプレゼンテーションスキルを実践する。模擬患者とのロールプレイを行う。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Fに関連する。 |
9 | プレゼンテーション実践4 (ナラティブコミュニケーション) | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 | ・患者主体の医療を提供するためのナラティブコミュニケーションを実践する。模擬患者とのロールプレイを行う。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習内容の復習と整理 【到達目標】Gに関連する。 |
10 | プレゼンテーションの評価 | 有田 悦子 竹平 理恵子 正村 優子 成川 衛 道前 洋史 若杉 昌輝 牛渡 愛 相野 早紀 | ・プレゼンテーションの評価ポイントについて理解し、プロダクトの適性な評価に活用する。 【予習】 実習資料の該当箇所について目を通しておく 【復習】 実習全体の復習と整理 【到達目標】Hに関連する。 |
定期試験 | |
授業 | 各自(各グループ)のワークシート課題、プロダクト及びプレゼンテーションの教員・スタッフによる評価、学生間の相互評価により評価する(100%)。なお、実習中の態度等によっては減点することがある。 また、無断欠席の場合には単位を与えないことがある。 |
その他 |
この実習では、プレゼンテーションの基礎から実践まで系統立てて学習します。全員にプレゼンテーションを実施して頂きますので、主体的に取り組んでください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:10時間】 ①毎回の実習内容についてしっかり復習をすること。 ②必要に応じて前年度までに履修した関連科目を復習すること。 ③プレゼンテーションの実践にあたっては事前準備をすること。 |
2 | 【実務経験のある教員による授業】 患者等の対応経験を踏まえて、相手に伝わる話し方について解説する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 関連資料配布 | ||
参考書 | ファーマシューティカルコミュニケーション | 日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会監修 有田悦子、井手口直子編 | 南山堂 |
参考書 | 薬学コミュニケーション | 有田悦子、竹平理恵子 | 京都廣川書店 |