科目名 | : | リハビリテーション論 |
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英文名 | : | Rehabilitation |
科目概要 | : | 薬・創薬, 4年, 後期, 選択, 1単位 A, B, C, D, S, 金曜日4・5限, 3202講義室 |
科目責任者 | : | 福田 倫也 (医療衛生学部) |
担当者 | : | 福田 倫也※(医療衛生学部)、上出 直人※(医療衛生学部)、川守田 拓志※(医療衛生学部)、市川 勝※(医療衛生学部)、渡邉 誠※(医療衛生学部) |
備考 | : | 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PP301-CP04, PL301-CP04〕 |
医療チームの一員である薬剤師、医療系研究者になるために必要なリハビリテーションの概念と基礎知識を学習する。
科目の位置付け:臨床薬学系専門科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①③、生命創薬科学科①②に関連する。
リハビリテーション専門職の役割、対象者への介入、各分野のトピックについて講義する。
A:薬学部学生として、リハビリテーションを薬学関連領域と捉えてリハビリテーションおよびリハビリテーション専門職について説明できるようになることを目標とする。
パワーポイントと配布資料などを用いて講義形式ですすめる。
提出されたレポートに関して、よくできたレポート及び質問に対する返答をGoogle Classroomに掲出する。
対面で実施する。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
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1 | リハビリテーションとは 健康と障害 障害の心理など | 福田 倫也 | 9月5日④ | リハビリテーションの概念・理念・定義について学ぶ。 疾病と障害の分類について学ぶ。 心理・社会的問題の重要性について学ぶ。 【予習】これまでのリハビリテーションのイメージを思い浮かべて授業に臨むこと。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
2 | 脳卒中リハビリテーション | 福田 倫也 | 9月5日⑤ | 脳卒中リハビリテーションの現状・シームレスなリハビリテーションについて学ぶ。 【予習】脳卒中発症後の神経症状について調べておくこと。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
3 | 言語聴覚療法とはなにか | 市川 勝 | 9月12日④ | 言語聴覚療法の対象と言語聴覚士の役割について学ぶ。 【予習】言語聴覚士の業務について学ぶ。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
4 | コミュニケーションの障害について | 市川 勝 | 9月12日⑤ | コミュニケーションの障害の幾つかの側面を学び、コミュニケーションの重要性について学ぶ。 【予習】加齢性難聴や失語症などのコミュニケーション障害について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
5 | リハビリテーションの専門職種:理学療法士 | 上出 直人 | 9月19日④ | 理学療法の対象と介入方法について学ぶ。 【予習】理学療法士の業務について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
6 | 高齢化社会と理学療法 | 上出 直人 | 9月19日⑤ | 高齢化社会における理学療法の役割について学ぶ。 【予習】本邦の高齢化の状況について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
7 | 眼科及び視能訓練士と薬学の接点 | 川守田 拓志 | 9月26日④ | 視能訓練士の役割と薬学との接点について学ぶ。 【予習】視能訓練士について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
8 | 最近の眼科・視覚研究トピックス | 川守田 拓志 | 9月26日⑤ | 近視や乱視など身近な屈折矯正分野や視覚研究の現状課題と最新のトピックについて学ぶ。 【予習】高校までに習った目の構造や視覚の基本について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
9 | 休講 | 10月3日 | ||
10 | リハビリテーションの専門職種:作業療法士 | 渡邉 誠 | 11月14日④ | 作業療法の対象と介入方法について学ぶ。 【予習】作業療法士の業務について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
11 | 作業療法士による服薬支援 | 渡邉 誠 | 11月14日⑤ | 服薬に必要な身体機能・認知機能と,服薬支援の方法について学ぶ。 【予習】服薬支援で用いられる自助具について調べておく。 【復習】講義内容を復習し、レポートを作成する。 【到達目標】Aに関連する。 |
定期試験 | |
授業 | |
その他 | レポート状況(100%)によって評価する。 |
この講義を聴講すると、薬学とリハビリテーションが思っている以上に繋がりがあることを理解できると思います。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 事前にシラバスを読んで講義内容を把握して講義に臨むこと。講義後は、配布した資料を熟読し、理解を深めること。 |
3 | 【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者) (福田)病院での臨床経験を踏まえ、リハビリテーションの基礎的知識および脳卒中リハビリテーションの現状等を概説する。 (市川)病院での臨床経験を踏まえ、臨床で出会うコミュニケーション障害の概要や、それらコミュニケーション障害のある方とのコミュニケーションの実際について解説する。 (上出)病院での臨床経験を踏まえ、理学療法の概念や実際の臨床業務について概説する。 (川守田)病院での臨床経験を踏まえ、リハビリテーション論と視覚科学の基礎を学ぶことの意義について解説する。 (渡邉)病院での臨床経験を踏まえ、作業療法の意義と、臨床における具体的な服薬管理に対する作業療法実践について概説する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 配布資料 | ||
参考書 | リハビリテーション概論 改訂第3版 | 上好昭孝,田島文博編著 | 永井書店 |
参考書 | 入門リハビリテーション概論 第7版増補 | 中村隆一・佐直信彦編 | 医歯薬出版 |