科目名 | : | 物理薬剤学Ⅰ |
---|---|---|
英文名 | : | Physical Pharmacy Ⅰ |
科目概要 | : | 薬・創薬, 3年, 前期, 必修・選択, 1単位 A, B, C, D, S, 金曜日5時限, 2202大講義室 |
科目責任者 | : | 田中 信忠 (創薬物理化学・教授) |
担当者 | : | 田中 信忠(創薬物理化学・教授) |
備考 | : | 〔科目ナンバリング:PP301-PK03, PL301-PK03〕 |
薬剤師、医薬情報担当者あるいは医薬品開発研究者としての業務を円滑に行うために、物理薬剤学に関する基礎知識と製剤化における物理化学的基礎技術を修得する。科目の位置付け:薬剤系専門科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科④、生命創薬科学科①③に関連する。
物理薬剤学に関する基礎知識を講義する。
医薬品の製剤化において用いられる物性や加工技術に関する物理化学的な基礎技術を解説する。
A: 固形製剤、半固形製剤、液状製剤など、様々な製剤を作成するために必要な製剤材料の種類と物性と関連する基本的理論について説明できる。
B: 製剤の調製に際して、薬物及び医薬品の安定性等を保証するための適切な方策について説明できる。
パワーポイント、教科書、配布プリントを活用しながら講義形式ですすめる。定期試験の正答例をポータルサイトに掲示する。対面講義として実施する。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
---|---|---|---|---|
1 | 数学・物理の基本事項 | 田中 信忠 | 4月11日⑤ | 物理薬剤学で必要とされる数学と物理学の基礎的項目を学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
2 | 粉 体(1) | 田中 信忠 | 4月18日⑤ | 粉体の特性について要点をを学ぶ。 粒度分布について要点をを学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】Aに関連する。 |
3 | 粉 体(2) | 田中 信忠 | 4月25日⑤ | 粒子径の計測について要点をを学ぶ。 固形薬品の吸湿性について要点をを学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】Aに関連する。 |
4 | 結晶と非晶質 | 田中 信忠 | 5月9日⑤ | 結晶、非晶質固体、多形、溶解和物について要点をを学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】Aに関連する。 |
5 | 溶解度と溶解速度(1) | 田中 信忠 | 5月16日⑤ | 溶解度について要点をを学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
6 | 溶解度と溶解速度(2) | 田中 信忠 | 5月23日⑤ | 溶解平衡と分配平衡について要点をを学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
7 | 溶解度と溶解速度(3) | 田中 信忠 | 5月30日⑤ | 溶解度に影響を及ぼす要因について学ぶ。 【予習】授業用サイト上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
8 | 溶解度と溶解速度(4) | 田中 信忠 | 6月6日⑤ | 溶解速度について要点をを学ぶ。 溶解速度に影響を及ぼす要因について説明できるようになる。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
9 | 溶液の束一性と等張化(1) | 田中 信忠 | 6月13日⑤ | 束一性について要点をを学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
10 | 溶液の束一性と等張化(2) | 田中 信忠 | 6月20日⑤ | 当量濃度をはじめとする様々な濃度計算法を学ぶ。 【予習】Google classroom上の講義資料に目を通す。 【復習】講義スライドや例題の内容を再度振り返る。 【到達目標】A, Bに関連する。 |
11 | 予備日 | 6月27日⑤ |
定期試験 | 講義範囲から出題する。マークシート方式。 |
授業 | 授業回数10回+定期試験。 |
その他 | 定期試験の結果(100%)に基づいて評価する。 |
配付する物理薬剤学I試験問題集は、練習問題になります。各自、解いてみてください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 事前にシラバスを読んで講義項目を把握しておくこと。 |
3 | 講義受講後は、配布プリントや教科書を利用して復習し、理解を深めておくこと。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | やさしい物理薬剤学 | 創薬物理化学教室 | 北里大学薬学部 |
教科書 | 物理薬剤学I試験問題集 | 創薬物理化学教室 | 北里大学薬学部 |
参考書 | 製剤学・物理薬剤学通論 第2版 | 野口修治(編著) 鈴木浩典・伊藤雅隆(著) | 京都廣川書店 |
参考書 | 実践製剤学 第3版 | 飯村菜穂子・荻原琢男(編著) | 京都廣川書店 |
参考書 | パザパ 薬学演習シリーズ 物理薬剤学・製剤学演習 第2版 | 荻原琢男・尾関哲也・森部久二一(著) | 京都廣川書店 |