科目名 | : | 構造生命科学 |
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英文名 | : | Structural Life Science |
科目概要 | : | 薬・創薬, 3年, 前期, 選択・必修, 1単位 A, B, C, D, S, 月曜日2時限, 2202大講義室 |
科目責任者 | : | 志鷹 真由子 (生物分子設計学・教授) |
担当者 | : | 志鷹 真由子(生物分子設計学・教授)、清田 泰臣(生物分子設計学・講師)、大田 雅照※(非常勤教員) |
備考 | : | 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PP301-PC03, PL301-PC03〕 |
タンパク質の構造情報を創薬研究で活用するために、タンパク質の構造、タンパク質と薬物の相互作用を学習する。
科目の位置付け:物理系専門科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科④⑤、生命創薬科学科①に関連する。
生命現象の主役であるタンパク質は、立体構造をとることにより機能を発現しているため、構造情報の理解は創薬において重要である。本講義では、タンパク質の構造の基礎、構造情報の創薬への応用などを講義する。
A:タンパク質の構造情報を活用した構造生命科学の概要を理解し、説明することができる。
B:タンパク質の構造と機能について理解し、説明することができる。
C:タンパク質のX線結晶構造解析について理解し、説明することができる。
D:タンパク質と薬物の相互作用について理解し、説明することができる。
E:タンパク質の構造の物理化学的性質について理解し、説明することができる。
パワーポイントと講義資料を活用しながら、講義形式ですすめる。講義内容の理解を深めるために、講義中に演習問題に取り組んでもらう。演習問題の解答は、速やかに講義中で解説する。対面授業として実施する。
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
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1 | 構造生命科学の概要 | 志鷹 真由子 | 4月7日② | 構造生命科学の概要について学ぶ。 【予習】シラバスを用いた講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Aに関連する。 |
2 | タンパク質の構造の基礎 | 志鷹 真由子 | 4月14日② | タンパク質の構造の基礎を学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Bに関連する。 |
3 | タンパク質の構造と機能1 | 清田 泰臣 | 4月21日② | タンパク質の構造と機能の関係を学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Bに関連する。 |
4 | タンパク質の構造と機能2 | 清田 泰臣 | 5月12日② | タンパク質の構造と機能の関係を学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Bに関連する。 |
5 | タンパク質と薬物の相互作用1 | 大田 雅照 | 5月19日② | タンパク質と薬物間に働く相互作用として重要な水素結合について学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Dに関連する。 |
6 | タンパク質と薬物の相互作用2 | 大田 雅照 | 5月26日② | タンパク質と薬物間に働く相互作用として重要なエントロピー的な相互作用について学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Dに関連する。 |
7 | タンパク質のX線結晶構造解析1 | 清田 泰臣 | 6月2日② | X線結晶構造解析の原理を学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Cに関連する。 |
8 | タンパク質のX線結晶構造解析2 | 清田 泰臣 | 6月9日② | X線結晶構造解析をタンパク質に応用する場合の原理・技術を学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Cに関連する。 |
9 | タンパク質のフォールディング | 清田 泰臣 | 6月16日② | タンパク質の折れ畳み過程や自由度について学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Eに関連する。 |
10 | タンパク質のダイナミクス | 清田 泰臣 | 6月23日② | タンパク質のダイナミクス・相互作用について学ぶ。 【予習】講義資料を用いた前回までの講義内容の確認 【復習】講義資料を用いた講義内容の復習 【到達目標】Eに関連する。 |
定期試験 | 定期試験の成績により評価する(100%)。 |
授業 | |
その他 |
講義資料を用いて前回までの講義内容を深く理解し、次回の講義に備えてください。
わからない点があれば、質問に来てください。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 【予習】シラバスを用いて、講義内容の確認を行ってください。前回までの講義内容を理解しておいてください。 【復習】講義資料を用いて、講義内容の復習を行ってください。 |
3 | 【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者) 企業、研究機関での創薬研究の経験を踏まえて、タンパク質と薬物の相互作用について講義を実施する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 配付資料 | ||
参考書 | タンパク質の立体構造入門 | 藤博幸 編 | 講談社 |
参考書 | タンパク質のX線結晶解析法 | J.ドレント 著 竹中章朗、勝部幸輝、笹田義夫、岩槻壮市 訳 | 丸善出版 |