Web Syllabus(講義概要)
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科目名:医療ボランティア実習B
英文名:Practice in medical volunteer B
科目概要:薬, 3年, 後期・前期, 選択, 1単位

科目責任者:平山 武司 (薬物治療学Ⅲ・教授)
担当者:平山 武司※(薬物治療学Ⅲ・教授)井上 岳※(薬物治療学Ⅲ・講師)藤尾 千裕※(薬物治療学Ⅲ・助教)井口 智恵※(薬物治療学Ⅲ・助教)宮下 博幸※(薬物治療学Ⅲ・助教)浅野 マリ子※(特別講師)
備考:医療ボランティア実習は、原則として2年間を通じて1回のみ履修とする。
実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す)
〔科目ナンバリング:PP304-CP03, PP304-CP03〕

授業の目的(科目のねらい)

医療・福祉現場におけるボランティア活動を通し、豊かな人間性と倫理観を持った医療人となるために、医療人として求められる態度を身につけると共に、医療ボランティア活動に自発的に参加する態度及び活動に必要な知識・技能を身につける。
科目の位置付け:臨床薬学系専門科目
この科目は学位記授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科①②に関連する。

教育内容

医療現場でのボランティア経験を活かした事前講義を聴講後、各施設での実習を体験する。

学習の到達目標

A:医療人としての考え方や心構えなど自分の言葉で説明する。

教育方法

配布資料を用いた事前講義および各実習先で医療ボランティア活動を体験する。課題を課した場合、回収後、ホームページにて解説する。対面授業として実施する。(収録動画等の配信はなし。)

実習内容

No.実習項目担当者授業内容・方法
1講義(実習ガイダンス含む)井上 岳
①『医療ボランティア』の概要について学ぶ。
②『医療ボランティア』が求められる背景について学ぶ。
③『医療ボランティア』に参加するための方法について学ぶ。
④『高齢者福祉施設』の概要について学ぶ。
【予習】事前にシラバスと講義資料に目を通しておく。
【復習】講義を踏まえて、学外施設にてボランティア活動する上で、注意すべきことを挙げてみる。
【到達目標】Aに関連する。
2実習施設によるボランティア活動⑤『医療ボランティア』を実施する上で必要となる具体的な技術について学ぶ。
⑥『医療ボランティア』を体験し、医療ボランティアとして求められる態度を学ぶ。
⑦ 体験した内容及び体験を踏まえ、医療人として必要な豊かな人間性と価値観を学ぶ。事前に学内(白金キャンパス)にて講義を受講したのち、学外施設にてボランティア活動を体験する。
【予習】事前講義の内容を復習する。
【復習】ボランティア活動を通じて、医療人として求められる態度について、考えをまとめる。
【到達目標】Aに関連する。
No. 1
実習項目
講義(実習ガイダンス含む)
担当者
井上 岳
授業内容・方法
①『医療ボランティア』の概要について学ぶ。
②『医療ボランティア』が求められる背景について学ぶ。
③『医療ボランティア』に参加するための方法について学ぶ。
④『高齢者福祉施設』の概要について学ぶ。
【予習】事前にシラバスと講義資料に目を通しておく。
【復習】講義を踏まえて、学外施設にてボランティア活動する上で、注意すべきことを挙げてみる。
【到達目標】Aに関連する。
No. 2
実習項目
実習施設によるボランティア活動
担当者
授業内容・方法
⑤『医療ボランティア』を実施する上で必要となる具体的な技術について学ぶ。
⑥『医療ボランティア』を体験し、医療ボランティアとして求められる態度を学ぶ。
⑦ 体験した内容及び体験を踏まえ、医療人として必要な豊かな人間性と価値観を学ぶ。事前に学内(白金キャンパス)にて講義を受講したのち、学外施設にてボランティア活動を体験する。
【予習】事前講義の内容を復習する。
【復習】ボランティア活動を通じて、医療人として求められる態度について、考えをまとめる。
【到達目標】Aに関連する。

評価方法と基準

定期試験実施しない。
授業事前講義(2コマ)を受講しない学生は実習を行うことができない。
その他評価は、レポート(50%)、実習態度(50%)による評価とする。欠席・遅刻は減点する。

学生へのメッセージ

ボランティア精神を学びたいという志の高い方のみ履修してください。

準備学習(予習・復習)・その他

1【授業時間外に必要な学習の時間:35時間】
2事前に行う講義内容について、十分に理解しておくこと。日々の実習終了後、振り返りを行い、翌日の実習に活かすこと。
3
【実習期間】(予定)
*前期:講義 注1)(前期試験最終日又はその翌日を予定) 2コマ+実習(7~8月)注2)
*後期:講義 注1)(後期試験最終日又はその翌日を予定) 2コマ+実習(1~3月)注2)3)
  注1)講義を欠席した場合には施設実習は行うことができない。
     講義終了後に学内にて施設ガイダンスを行う。
     ベルに関しては、講義終了後に施設へ訪問して施設ガイダンスを行う。
  注2)実習については、原則として月~金曜日までの連続する5日間とする。
  注3)1月~3月に実習する学生は、原則としてインフルエンザワクチン接種を各自事前に済ませるこ
     と。
 なお、今年度実習は予定通り開講できないこともあります。

【実習施設】(予定)
  *白金キャンパス近郊
    ●特別養護老人ホーム麻布慶福苑
    ●港区立特別養護老人ホーム港南の郷(健康診断書:各自負担)
    ●特別養護老人ホーム新橋さくらの園
    ●介護老人保健施設 新橋ばらの園
    ●介護老人保健施設 葵の園・江東区 (実習費無料)
    ●老人保健施設ルネサンス麻布 (健康診断書:各自負担)(実習費無料)
    ●北里大学北里研究所病院 (実習費無料)
   <<薬学部証明書自動発行システム機で発行の健康診断証明書:1通>>
【履修定員】
     未定(2024年度実績 27名/前期 + 35名/後期)
    (但し、医療ボランティア実習C<4年次> と合わせての定員となります。)

【主なボランティア活動内容】(実習施設により活動内容は異なる)
   車椅子移動の手伝い(患者様の散歩、検査などの移動)、グループ作業の見守り、リクリエーション
   の補助、軽作業の補助、入院患者様の話し相手、売店での買い物、配膳、洗濯、入退院時の荷物運
   び、タオルたたみ、包帯整理、入浴補助など
4【実務経験のある教員による授業】(※印の付された担当者)
   医療現場でのボランティア経験を活かし、事前講義を行い、施設での実習に備える。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書事前講義用医療ボランティア実習書浅野マリ子著北里大学薬学部
参考書(なし)  
教科書
署名
事前講義用医療ボランティア実習書
著者・編者
浅野マリ子著
発行所
北里大学薬学部
参考書
署名
(なし)
著者・編者
 
発行所