科目名 | : | 薬学英語Ⅰ |
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英文名 | : | English in Pharmaceutical Sciences Ⅰ |
科目概要 | : | 創薬, 3年, 前期, 選択, 1単位 S, 水曜日2時限, 3201講義室 |
科目責任者 | : | 奥脇 暢 (生化学・教授) |
担当者 | : | 奥脇 暢※(生化学・教授)、小林 義典(生薬学・教授)、前田 和哉(薬剤学・教授)、柏原 俊英(分子薬理学・准教授)、長谷川 純矢(生物系共有機器室・講師)、苫米地 隆人(薬剤学・助教) |
備考 | : | 薬学科については、2025年度は休講とする。 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PL301-LA03〕 |
研究活動における英語の重要性を理解する。研究に必要となる速度、正確さで英文の科学論文を読解する知識、技能を修得する。
科目の位置付け:語学系専門科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬学科⑤、生命創薬科学科④に関連する。
研究に必要となる英語能力を身につけるため、最初の4回は研究論文を読むための基本的な知識を学ぶ。残る6回は具体的な研究論文について実践的に学ぶ。
A.研究活動における英語の必要性・重要性を理解する。
B.生物系の英語論文に書かれた内容を理解し、当該論文において解決すべき問題、解決方法、残された課題を説明できる。
C.化学系・物理系の英語論文に書かれた内容を理解し、当該論文において解決すべき問題、解決方法、残された説明を抽出できる。
D.臨床医学・薬学系の英語論文に書かれた内容を理解し、当該論文において解決すべき問題、解決方法、残された説明を抽出できる。
前週に配布する課題(英文)に基づいて演習形式で実施する。
課題に関する提出物がある場合には、必要に応じ授業内でフィードバックを行う。
対面授業として開講する。(収録動画の配信なし)
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
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1 | イントロダクション | 長谷川 純矢 | 4月9日② | この科目の概要、目標、第2回以降の進め方を理解する。英語論文を理解するのに必要な、基本的な知識を身につける。 <予習>事前にシラバスと高校レベルの英語の文法を確認しておく <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】Aに関連する。 |
2 | 英文教科書を読む(1) | 長谷川 純矢 | 4月16日② | 研究活動における英語の必要性・重要性を理解する。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】Aに関連する。 |
3 | 英文教科書を読む(2) | 長谷川 純矢 | 4月23日② | 限られた時間で、大学生を対象に書かれた科学に関する英文を読み、大意を把握することができる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】Aに関連する。 |
4 | 英文教科書を読む(3) | 長谷川 純矢 | 5月7日② | 大学生を対象に書かれた科学に関する英文を読み、正確にその内容を理解できる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】Aに関連する。 |
5 | 生薬学英語論文を読む(1) | 小林 義典 | 5月14日② | 必要な知識を与えられれば、限られた時間で、研究論文の一部を読み、大意を把握することができる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】A、Bに関連する。 |
6 | 生薬学英語論文を読む(2) | 小林 義典 | 5月21日② | 必要な知識を与えられれば、研究論文の一部を読み、正確にその内容を理解できる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】A、Bに関連する。 |
7 | 分子薬理学英語論文を読む(1) | 柏原 俊英 | 5月28日② | 必要な知識を与えられれば、限られた時間で、研究論文の一部を読み、大意を把握することができる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】A、Cに関連する。 |
8 | 分子薬理学英語論文を読む(2) | 柏原 俊英 | 6月4日② | 必要な知識を与えられれば、研究論文の一部を読み、正確にその内容を理解できる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】A、Cに関連する。 |
9 | 薬剤学系の英語論文を読む(1:基礎研究系) | 苫米地 隆人 | 6月11日② | 必要な知識を与えられれば、研究論文(薬剤学分野の基礎研究)の一部を読み、大意を把握すると共に、正確にその内容を理解できる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】A、Dに関連する。 |
10 | 薬剤学系の英語論文を読む(2:臨床研究系) | 前田 和哉 | 6月18日② | 必要な知識を与えられれば、研究論文(薬剤学分野の臨床研究)の一部を読み、大意を把握すると共に、正確にその内容を理解できる。 <予習>出された課題に取り組む <復習>資料を確認し、出された課題に取り組む 【到達目標】A、Dに関連する。 |
定期試験 | |
授業 | 授業内の小試験(100%)。内訳は最初の4回が25%、その後の講義2回(1研究室)毎に25%。上記の内訳は、小試験だけで合格を保証するものではありません。授業態度に大きな問題がある場合、出席日数が規定に達しない場合には単位を与えない場合があります。 |
その他 |
本年度は水曜2限のみ開講します。イントロダクションを4回、生物系論文(薬理学教室)2回、化学系論文(微生物薬品製造学教室)、臨床系論文(薬剤学教室)の順番で論文を読んでいきます。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 授業を理解し、毎回の提出課題に取り組むには、高校卒業程度の英文法の知識が必要です。不安な方はあらかじめ高校の参考書などで英文法を復習しておくこと。 2回目以後の授業は、前回に配布する課題に基づいて行います。課題は次回の予習を兼ねているので、課題内容を十分理解して授業に取り組むこと。 |
3 | 【実務経験のある教員による授業】(※の付された担当者) 国内外の研究機関における研究経験を活かし、科学英語について講義する。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | プリント配付 | ||
参考書 | (なし) |