科目名 | : | 創薬科学への招待 |
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英文名 | : | Invitation to Pharmaceutical Life Sciences |
科目概要 | : | 創薬, 1年, 後期, 必修, 1単位 S, 集中1・2・3・4・5限 |
科目責任者 | : | 藤井 秀明 (生命薬化学・教授) |
担当者 | : | 藤井 秀明(生命薬化学・教授)、前田 和哉(薬剤学・教授)、髙根沢 康一(公衆衛生学・准教授)、田中丸 真琴※(非常勤教員)、他 |
備考 | : | 実務経験のある教員による授業科目(担当者に付されている※印は実務経験のある教員を表す) 〔科目ナンバリング:PL301-is01〕 |
国公立や企業の研究所等を訪問し、研究者の生活、研究環境や研究内容を見聞する体験を通して、研究者としての将来像を具体的に理解する。
科目の位置付け:総合領域科目
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の生命創薬科学科①④に関連する。
自分自身の将来を描く一助として、国公立や企業の研究所を訪問し、研究者の生活、研究環境や研究内容を見聞する。
また、スモール・グループ・ディスカッション(SGD)により、自分自身の将来像について討論する。
A:訪問先の研究所で行われている研究について説明できる。
B:講義や研究所見学を通して、研究者としての将来像を具体的に考える。
C:考えた研究者としての将来像を実現するためには、どのようなことを実行すべきかを具体的に考える。
D:社会人としてのマナーを身につけ、実践する。
訪問先の担当研究者は、パワーポイントと配布資料(訪問先の都合により、資料を配布できない場合があります)を用いて、講義形式ですすめる。
訪問先の担当研究者による講義を受けた後、研究所訪問に行く。
自分自身の将来像等に関する討論は、スモール・グループ・ディスカッション(SGD)により実施する。
各グループのSGDの成果発表後、ファシリテーターから討議・発表内容に関するコメントを行う。
対面授業として実施する。(収録動画等配信なし)
No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 授業内容・方法 |
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1 | ガイダンス スモール・グループ・ディスカッション(SGD)① | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 12月12日③④⑤ | 授業の目的を学び、自分の将来像について考える。 SGDを行い、講義や研究所見学において見聞するポイントについて議論する。 【予習】シラバスに目を通すとともに、研究者としての将来像、講義や研究所見学において見聞するポイントについて自分なりに考えて講義に臨む。 【復習】講義内容を振り返り、講義や研究所見学において見聞するポイントをまとめる。 【到達目標】Bに関連する。 |
2 | 研究機関における現状と将来展望 (講師の都合により、開講日が変更になる場合があります) | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 12月19日③④⑤ | 訪問先(研究所等)の社会的役割および将来展望について学ぶ。 【予習】事前に配布する講義資料(ガイダンス)とシラバスに目を通しておく。また、SGDで討論した講義や研究所見学において見聞するポイントを念頭におき、訪問先の研究所や企業のホームページを閲覧する。 【復習】講義内容を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、Cに関連する。 |
3 | マナー講義 | 田中丸 真琴 | 1月16日①② | 研究所見学に備え、社会で求められるマナーについて学ぶ。 【予習】シラバスに目を通すとともに、社会で求められるマナーにはどのようなものがあるかを自分なりに考えて講義に臨む。 【復習】講義内容を振り返り、研究所見学時に実践してみる。 【到達目標】Dに関連する。 |
4 | 研究所見学:資生堂 | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 1月16日③④⑤ | 研究者としての将来像を具体的に理解するために、国公立や企業の研究所を訪問し、研究者の生活、研究環境や研究内容を体験する。 【予習】訪問先の担当研究者による講義内容を振り返るとともに、訪問先の研究所や企業のホームページを閲覧する。 【復習】研究所見学を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、C、Dに関連する。 |
5 | 研究所見学:佐藤製薬 | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 1月19日③④⑤ | 研究者としての将来像を具体的に理解するために、国公立や企業の研究所を訪問し、研究者の生活、研究環境や研究内容を体験する。 【予習】訪問先の担当研究者による講義内容を振り返るとともに、訪問先の研究所や企業のホームページを閲覧する。 【復習】研究所見学を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、C、Dに関連する。 |
6 | 研究所見学:(訪問先が決定次第、連絡します) | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 1月20日③④⑤ | 研究者としての将来像を具体的に理解するために、国公立や企業の研究所を訪問し、研究者の生活、研究環境や研究内容を体験する。 【予習】訪問先の担当研究者による講義内容を振り返るとともに、訪問先の研究所や企業のホームページを閲覧する。 【復習】研究所見学を振り返り、レポートを作成する。 【到達目標】A、B、C、Dに関連する。 |
7 | スモール・グループ・ディスカッション(SGD)② | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 1月21日①②③④ | 講義や研究所訪問で見聞したことを踏まえて、自分自身の将来像について討論する。 【予習】訪問先の担当研究者による講義内容や研究所見学を振り返り、自分自身の将来像について考えをまとめる。 【復習】SGDを振り返り、自分の考えと同じ点、相違点について考察する。 【到達目標】A、B、Cに関連する。 |
8 | スモール・グループ・ディスカッション(SGD)③とSGDの成果発表 | 藤井 秀明 前田 和哉 髙根沢 康一 他 | 1月22日①②③④ | 自分自身の将来像について討論し、発表できるようにまとめる。 SGDにおいて討論した内容を発表する。 【予習】前日のSGDを振り返り、自分の考えと同じ点、相違点について考察しておくこと。 【復習】各グループのSGDの成果発表内容を振り返り、自分および自分のグループの考えと同じ点、相違点について考察し、重要と感じたことを今後の学生生活において実践していく。 【到達目標】A、B、Cに関連する。 |
定期試験 | 実施しない。 |
授業 | |
その他 | レポート(100%、2/3以上のレポート提出を必須とする)により評価する。講義やSGDの成果発表会の際、積極的な質問は加点対象とする。なお、受講態度により減点することがある。また、遅刻、早退、欠席は減点する。 |
生命創薬科学科の学生は、少なからず研究に興味を持って入学してきた方々である。本講義は、学生自身の将来像を具体的にイメージしてもらうきっかけとして、企業や研究所で活躍する研究者を身近に感じていただくために企画されたものである。学外の研究者と直接話すことができる貴重な機会であり、積極的に取り組んで欲しい。
1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】 |
2 | 訪問先の研究所や企業のホームページを閲覧しておくこと。 |
3 | ・訪問先の担当研究者による講義内容をよく復習し、見学に臨むこと。 ・訪問先の見学から戻ったら、訪問先のホームページ等を利用して、しっかり振り返ること。 ・SGDで出てきた他者または他グループの意見を自分自身のこととしてとらえなおし、自分自身の将来像を考えること。 |
4 | 【実務経験のある教員による授業】(※印の付された教員) キャリアカウンセラーとしての経験から、社会で求められる実践的なマナーを教える。 |
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |