| 科目名 | : | 臨床統計学特論Ⅰ |
|---|---|---|
| 英文名 | : | Special Lecture on Biostatistics Ⅰ |
| 科目概要 | : | 修士＿薬科専＿臨統コ, 修士課程１年, 前期, 必修, 4単位 |
| 科目責任者 | : | 道前 洋史 (臨床統計学・講師) |
| 担当者 | : | 道前 洋史（臨床統計学・講師） |
| 備考 | : |
授業の目的は、統計学に関する体系的な知識を修得することである。統計学の数理的な面だけでなく、現実への適用も視野に入れた講義となる。
この科目は学位授与方針（ディプロマ・ポリシー）の薬科学専攻修士課程②⑤に関連する。
数式の導出とその応用を講義形式と演習形式で実施し、統計学への理解を深める。
教科書を活用しながら演習形式と講義形式ですすめる。適宜練習問題を実施し、授業の中で解答を検討する。対面講義として実施する。
| No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 統計学の基礎 | 道前 洋史 | 4月8日① | 統計データと統計手法、統計データの分析のプロセスを理解できる。 |
| 2 | １次元のデータ | 道前 洋史 | 4月15日① | 度数分布とヒストグラム、代表値、ばらつきの尺度を理解できる。 |
| 3 | ２次元のデータ | 道前 洋史 | 4月22日① | 散布図と分割表、相関係数を理解できる。 |
| 4 | 確率 | 道前 洋史 | 5月13日① | 標本空間と事象、確率の定義、加法定理、条件付確率と独立性を理解できる。 |
| 5 | 確率変数 | 道前 洋史 | 5月20日① | 確率変数と確率分布、期待値と分散、モーメント母関数を理解できる。 |
| 6 | 確率分布Ⅰ | 道前 洋史 | 5月27日① | 超幾何分布、二項分布とベルヌーイ分布、ポアソン分布、幾何分布と負の二項分布を理解できる。 |
| 7 | 確率分布Ⅱ | 道前 洋史 | 6月3日① | 一様分布、正規分布、指数分布、ガンマ分布、ベータ分布、コーシー分布、対数正規分布、パレート分布、ワイブル分布を理解できる。 |
| 8 | 多次元の確率分布 | 道前 洋史 | 6月10日① | 同時確率分布と周辺確率分布、条件付確率分布、多次元正規分布、独立な確率変数の和について理解できる。 |
| 9 | 大数の法則と中心極限定理 | 道前 洋史 | 6月17日① | 大数の法則、中心極限定理、中心極限定理の応用について理解できる。 |
| 10 | 標本分布 | 道前 洋史 | 6月24日① | 母集団と標本、母数と統計量、統計量の標本分布について理解できる。 |
| 11 | 正規分布からの標本 | 道前 洋史 | 7月1日① | 正規分布の性質、標本平均の標本分布について理解できる。 |
| 12 | 推定 | 道前 洋史 | 7月8日① | 点推定と区間推定について理解できる。 |
| 13 | 仮説検定Ⅰ | 道前 洋史 | 7月15日① | 検定の考え方、正規母集団に対する仮説検定、カイ二乗検定について理解できる。 |
| 14 | 仮説検定Ⅱ | 道前 洋史 | 7月22日① | 中心極限定理を用いる検定、検出力を理解できる。 |
| 15 | 回帰分析 | 道前 洋史 | 7月29日① | 回帰分析、回帰係数の推定、重回帰分析について理解できる。 |
| 定期試験 | |
| 授業 | ・授業回数15回 |
| その他 | ・各回の授業終了時に出す課題（100％）で評価する |
自ら数式の証明や導出をすることで、統計学への理解を深めましょう。
| 1 | 【授業時間外に必要な学習の時間：150時間】 |
| 2 | ・予習：教科書の講義該当箇所をよく読んで、数式を導出してくること。 ・復習：教科書の数式を導出しておくこと。 |
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 統計学入門 | 東京大学教養学部統計学教室 （編） | 東京大学出版会 |
| 参考書 | （なし） |