
| 科目名 | : | 衛生薬学特論 |
|---|---|---|
| 英文名 | : | Pharmaceutical Health Sciences |
| 科目概要 | : | 修士_薬科専_薬科コ, 修士課程2年・修士課程1年, 前期, 必修, 2単位 木曜日2時限, 1507セミナー室 |
| 科目責任者 | : | 今井 浩孝 (衛生化学・教授) |
| 担当者 | : | 今井 浩孝(衛生化学・教授)、清野 正子(公衆衛生学・教授)、吉田 克典(スキンサイエンス共同研究講座(マンダム)・特任教授)、佐々木 由香(公衆衛生学・准教授)、浦口 晋平(非常勤教員)、熊谷 剛(臨床薬学研究部門・講師)、長谷川 純矢(生物系共有機器室・講師)、幸村 知子(衛生化学・助教)、松岡 正城(衛生化学・助教)、安田 柊(衛生化学・講師)、中村 亮介(公衆衛生学・助教)、大城 有香(公衆衛生学・助教)、高石 雅之(特別講師)、松永 由紀子(特別講師)、原 俊太郎(非常勤教員) |
| 備考 | : |
ヒトの健康を衛る学問である衛生薬学。健康を化学する衛生化学、特に脂質と疾患に関る最新の知識、香粧学、環境を化学する公衆衛生、特に水銀の毒性や耐性機構、環境浄化への最新の研究情報を学び、研究の問題点などを考察できる能力の育成を行う。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻修士課程②⑤に関連する。
衛生化学分野、香粧学及び公衆衛生学分野の最先端の研究を紹介し、研究の目的、目的を達成するための方法論や工夫の仕方、結果をどのように発展させたのか等の研究の醍醐味を紹介する。
プリントとパワーポイントを用いた討議形式。講義後に質疑応答の時間を作り、講義内容の質問に対し講義時間内に返答する。授業後にレポート提出。対面授業として実施する。
| No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 様々な細胞死経路と酸化脂質還元酵素(GPx4)の機能と疾患との関連 | 今井 浩孝 |
4月9日② | 様々な細胞死経路とその制御因子である酸化脂質還元酵素(GPx4)の機能と疾患との関連について理解する。 |
| 2 | 腸内細菌による心不全の抑制機構 | 幸村 知子 |
4月16日② | 腸内細菌による脂質酸化依存的心不全の新たな抑制機構について理解する。 |
| 3 | 超硫黄分子による脂質酸化依存的な細胞死の制御 | 安田 柊 |
4月23日② | 超硫黄分子という最近注目された抗酸化分子について、その生体での意義について理解する。 |
| 4 | リン脂質脂肪酸分子種の機能解析 | 長谷川 純矢 |
5月7日② | 各種病態で変動するリン脂質の脂肪酸分子種について理解する。 |
| 5 | 脂質酸化依存的新規細胞死(フェロトーシス)のシグナル伝達経路の解析 | 松岡 正城 |
5月14日② | 脂質酸化が起因となる新しい細胞死メカニズムを理解する。 |
| 6 | 皮膚の構造とバリア機能 | 松永 由紀子 |
5月21日② | 皮膚の構造と皮膚のバリア機能について理解する。 |
| 7 | 動物性自然毒を対象にした創薬 | 熊谷 剛 |
5月28日② | 動物性自然毒の毒性発現機構や、自然毒由来の医薬品について理解する。 |
| 8 | 皮膚の構造と紫外線の影響 | 吉田 克典 |
6月4日② | 皮膚の構造と紫外線の影響を知り、紫外線防御の重要性を理解する。 |
| 9 | TRPチャネルを介した皮膚刺激感評価 | 高石 雅之 |
6月11日② | 化粧品における安全性評価のうち皮膚感覚刺激を理解する。 |
| 10 | 重金属・水銀の毒性 |
清野 正子 |
6月18日② | 重金属、水銀の毒性を理解する。 |
| 11 | トキシコリピドミクスを用いた化学物質の毒性発現機構の解析 | 原 俊太郎 |
6月25日② | 化学物質が毒性発現にあたり、どのように脂質代謝を変化させるかを理解する。 |
| 12 | 化学物質による発がんにおけるプロスタグランジンの役割 | 佐々木 由香 |
7月2日② | 化学物質による発がんメカニズムにどのようにプロスタグランジンが関わるか理解する。 |
| 13 | 抗メチル水銀薬の探索 | 中村 亮介 |
7月9日② | in vivo, in vitroにおける抗メチル水銀薬の探索研究について理解する。 |
| 14 | 水銀のファイトレメディエーション | 大城 有香 |
7月16日② | 水銀トランスポーターを用いたファイトレメディエーションについて理解する。 |
| 15 | 植物における有害元素の輸送機構の解析と応用 | 浦口 晋平 |
7月23日② | 植物における重金属輸送システムについて理解する。 |
| 定期試験 | |
| 授業 | |
| その他 | 討議の積極的参加(30%)、レポートの提出(70%)で評価する。なお、欠席、遅刻、早退、態度不良は減点する。 |
衛生薬学特論は、衛生化学教室・公衆衛生学教室および寄付講座「スキンサイエンス共同研究講座「マンダム」」における最新の研究データを他分野の研究を専攻する学生にもわかりやすく紹介する。本特論をご自分の研究遂行に役立たせることを期待する。
| 1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
| 2 | 生体成分として脂質にはどの様なものがあるのか、生理的役割について生化学の教科書で予習する。本講義を聞いて内容をまとめる能力を身につける。 |
| 3 | 授業後、興味のある分野への理解を深めるため参考書等で独自に見識を深める。 |
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 講義時配布資料 | ||
| 参考書 | もっとよくわかる!細胞死 | 中野裕康 編者 | 羊土社 |