
| 科目名 | : | 薬剤・分析学特論 |
|---|---|---|
| 英文名 | : | Special Lecture on Biopharmaceutics and Biomolecular Science |
| 科目概要 | : | 修士_薬科専_薬科コ, 修士課程1年・修士課程2年, 後期, 必修, 2単位 水曜日2時限, 1507セミナー室 |
| 科目責任者 | : | 前田 和哉 (薬剤学・教授) |
| 担当者 | : | 前田 和哉(薬剤学・教授)、杉木 俊彦(分析化学・准教授)、奈良輪 知也(薬剤学・講師)、坂本 光(放射性同位元素研究室・講師)、宮本 哲也(分析化学・講師)、関根 正恵(分析化学・助教)、齋藤 康昭(分析化学・助教)、髙野 修平(薬剤学・助教)、苫米地 隆人(薬剤学・助教)、小谷 直生(特別講師) |
| 備考 | : |
修士課程における研究を完成し論文をまとめるための課題発見能力と問題解決能力を身につけるために、生物薬剤学・薬物動態学、生命科学、分析化学に関する最新の研究内容を学ぶ。
この科目は学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)の薬科学専攻修士課程②⑤に関連する。
【薬剤学】創薬や医薬品の適正使用を考える上で重要な生物薬剤学・薬物動態学分野の最先端の考え方や新しい解析技法について講義する。また、その実際の応用事例についても臨床での実例を挙げながら講義する。
【分析化学】医薬品や生体分子等の機器分析及び分離分析学における最新の技術や検出法と、それらの応用事例について講義する。
【薬剤学】パワーポイントや配布資料等を用いて講義形式ですすめる。課題を課した場合には、次回講義にて提出されたレポートについて多かった意見や考え方について適宜全体に紹介するとともに、総評をコメントする。対面講義にて実施する。
【分析化学】パワーポイントや配布資料等を用いて講義形式ですすめる。課題を課した場合には、次回以降の講義で課題中の特徴的な見解や誤解についてコメントする。対面講義にて実施する。
| No. | 講義項目 | 担当者 | 開講日 | 到達目標・学習方法・内容 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 医薬品や生体分子の機器分析(概論) | 杉木 俊彦 |
9月2日② | 医薬品や生体分子等の物理化学的分析やその創薬科学等における応用について説明できる。 |
| 2 | 医薬品や生体分子の熱力学的分析法 | 杉木 俊彦 |
9月9日② | 等温滴定熱測定法 (ITC) や示差走査熱量測定法 (DSC) による医薬品や生体分子の分析法について説明できる。 |
| 3 | 医薬品や生体分子等の核磁気共鳴 (NMR) 分光法による分析 | 杉木 俊彦 |
9月16日② | NMR分光法を用いた医薬品や生体分子等の分析法について説明できる。 |
| 4 | 分離分析学における最新の分離技術と検出法 | 宮本 哲也 |
9月30日② | ペプチドやD-アミノ酸の分析法と最新の分離技術について説明できる。光学分割法の原理・概要を説明できる。 |
| 5 | 細菌におけるD-アミノ酸の代謝とその機能 | 宮本 哲也 |
10月7日② | 細菌におけるD-アミノ酸の代謝機構とその機能について説明できる。 |
| 6 | 植物における立体特異的アミノ酸と代謝関連酵素 | 関根 正恵 |
10月14日② | 植物における立体特異的アミノ酸代謝関連酵素の概要とその生化学的意味について説明できる。 |
| 7 | モデル生物におけるD−アミノ酸の機能 | 齋藤 康昭 |
10月21日② | モデル生物である線虫における立体特異的アミノ酸代謝関連酵素とD−アミノ酸の機能について説明できる。 |
| 8 | 紫外線と炎症性物質産生 | 坂本 光 |
10月28日② | 紫外線曝露による炎症性物質産生とその機能について説明できる。 |
| 9 | 生物薬剤学・薬物動態学の重要性(概論) | 前田 和哉 |
11月4日② | 生物薬剤学・薬物動態学の知識が創薬や医薬品の臨床における適正使用を進める上で重要となる局面について実例を挙げて説明できる。 |
| 10 | 薬物動態の定量的解析の基礎 ~薬物動態を記述するパラメータ~ | 前田 和哉 |
11月11日② | 薬物動態を定量的に解析するにあたって必要となる考え方、各種薬物速度論パラメータの意義とその使い方について理解できる。 |
| 11 | 有機アニオントランスポーターの輸送機構 | 髙野 修平 |
11月18日② | 有機アニオントランスポーター、特にOATPファミリートランスポーターの役割及び物質の輸送機構について理解できる。 |
| 12 | 異性体医薬品の体内動態 | 奈良輪 知也 |
11月25日② | 異性体医薬品の立体選択的な体内動態について理解できる。 |
| 13 | 抗体-薬物複合体の細胞内動態を決定づける要因 | 苫米地 隆人 |
12月2日② | 抗体-薬物複合体の細胞内動態制御因子、特にトランスポーターの役割について理解できる。 |
| 14 | 薬物動態のin vitro試験からの予測法 | 前田 和哉 |
12月9日② | 薬物のin vivo体内動態を予測するためのin vitro実験法および結果の解釈について説明できる。 |
| 15 | 製薬企業における薬物動態研究の役割 | 前田 和哉 小谷 直生 |
12月16日② | 製薬企業での創薬研究における生物薬剤学/薬物動態学の役割について概説できる。 |
| 定期試験 | |
| 授業 | |
| その他 | 受講態度・演習問題への取り組み(50%)、レポート(50%)。欠席は減点する。 |
本特論では、分析化学・生命科学と生物薬剤学・薬物動態学の領域にまたがる内容が取り扱われる。広範な内容が扱われるので、そのつもりで聴講してほしい。
| 1 | 【授業時間外に必要な学習の時間:60時間】 |
| 2 | 学部で履修した関連科目の内容を良く復習しておくこと。 【薬剤学】講義内容に関し、事前に提示する配布資料を通読して予習すること。また講義後は、配布資料等を用いて復習し、知識のみならず根底に流れる考え方を身に着けられるよう努めること。 【分析化学】事前に提示する配布資料を通読して予習すること。また、講義内容に関し配布資料等で復習し、理解を深めておくこと。 |
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 講義時配布資料 | ||
| 参考書 | (なし) |